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反り腰は、ぽっこりお腹や腰痛を引き起こす悪い姿勢の一つとしてしられています。
しかし、反り腰は病気ではないのでその治療はどこに行けばいいのでしょうか?
- 整体院
- 整骨院
- 整形外科
などなど、どこに行くのが良いのかわからない人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は反り腰の症状から適切な診察・治療場所を選ぶための情報をまとめてみました。
反り腰を改善したいと思われている方はぜひご一読ください。
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反り腰の症状と原因、なりやすい人は
適切な治療先を選ぶ前にまず、反り腰の症状や起こる原因
そしてどんな人がなりやすいかを知っておきましょう。
反り腰とは
反り腰は骨盤が前方に傾く骨盤前傾で起こります。
骨盤が前に倒れるとその分腰を反って真っ直ぐな姿勢を保とうとするからです。
しかし骨盤が前傾した無理な姿勢は腰に負荷をかけるため腰痛や慢性的な腰のだるさの原因になり、腰を支えるインナーマッスルや腹筋の筋力低下から下腹が垂れてほっこりお腹になってしまうこともあります。
反り腰の原因
・椅子に座るときの姿勢
・筋力の低下
・ハイヒール
・長時間の同一姿勢
などが挙げられます。
反り腰になりやすい人
特に女性の場合は反り腰になりやすい姿勢をとることが多いので注意が必要です。
ハイヒールや事務作業など長時間の同一姿勢によって腸腰筋や太ももの前側の筋肉が硬くなると、反り腰のリスクを高めます。
また、デスクワークが多い人も反り腰には要注意です。
「椅子に浅く腰かけて胸を張る姿勢」が反り腰を招く傾向にあります。
反り腰のデメリット
反り腰は一見するとよい姿勢に思えるのですが、腰を反らし続けるため以下のようなさまざまなデメリットを生じます。
腰痛や肩こり頭痛など身体面で不調が続く
美容面では下腹が出て姿勢が悪くなる
身体面のデメリット
・腰痛
・首こり
・肩こり
・頭痛
・冷えやむくみ
などが挙げられます。
腰痛を放置した場合、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの発症リスクも高くなります。
美容面のデメリット
反り腰になると、身体面だけではなく美容面でのデメリットも生じやすくなります。
・下腹部の張り出し
・出っ尻
・下半身太り
・足のラインの崩れ
などが挙げられます
反り腰になると骨盤が前に傾くため、下腹部やお尻が出て見えます。また太ももの筋緊張により、下半身太りやO脚などのリスクも高くなりがちです。
反り腰の治し方
デメリットの多い反り腰ですがどのような方法で直したら良いのでしょうか?
反り腰を治すためには、その原因となる姿勢を改善し、無駄な筋緊張を取り除くのが重要です。
また、筋トレやストレッチで身体のバランスを整える必要もあります。
反り腰の主な改善方法としては、以下のような例が挙げられます。
骨盤矯正
反り腰の改善方法としては、骨盤矯正が挙げられます。
反り腰になる原因の1つが、骨盤を前に傾けた姿勢だからです。矯正の施術で骨盤を正しい位置に導くと、反り腰の根本的な改善が期待できます。
筋肉を緩める施術
筋肉を緩めるための施術も、反り腰の改善に効果的です。反り腰になる方の多くに、大腰筋(お腹の前にある筋肉)や太ももの前側に筋緊張が見られるからです。
とくに大腰筋は自分で緩めるのがなかなか難しいため、施術で緩めてもらうのがおすすめです。
筋トレやストレッチ
反り腰を改善する方法としては筋トレやストレッチも挙げられます。女性の反り腰の方が多いのは、体幹(全身から両手足を除いた部分)の筋力が弱いからです。
また、股関節が硬いと大腰筋や太ももの前側の筋緊張を招きます。
そのため、自宅でも筋トレやストレッチに取り組む必要があるのです。
反り腰になったらどこへ行く
様々な改善方法がある反り腰ですが当然自分で治せないことも多くあります。
反り腰を改善するには、姿勢矯正や筋肉を緩める施術がおすすめです。
反り腰は姿勢の問題なのですが、セルフケアだけで改善するのはなかなか難しいからです。
ただ、「反り腰を改善したいけど、整形外科や整体院、整骨院といろいろあってどこがよいのか分からない」といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで、反り腰を治すため整体院、整骨院の整形外科での治療の特徴と、どんな方におすすめなのかご紹介します。
反り腰は整体で治るのか
答えから言うと反り腰は整体で治すことができます。
整体院とは、骨盤や全身のバランスを整え、不調の根本的な改善を図っている施術所を指します。
例えば腰痛の場合、整形外科では腰の骨や神経に異常がないかを確認するのが一般的です。
整体院の場合、腰痛が出ている原因がどこにあるのかを調べ、症状が出にくい身体へと導いてくれます。
しかし整体院は医師や後述の柔道整復師のように国家資格が必要ないため、 施術者の力量によって結果が大きく左右されるというデメリットもあります。
ただ、最近は理学療法士などの国家資格者が、整体院を開業するケースも増加傾向にあるようです。信頼できる整体の先生が見つかれば、一生のお付き合いになるケースも少なくありません。
反り腰改善に整体院を選ぶ理由
反り腰で整体院を選ぶ理由としては、次のような点が挙げられます。
原因を見極めてくれる
反り腰で整体院を選ぶ理由の1つが、症状の原因を見極めてくれる点です。
整体院では全身のバランスを見てくれるので、画僧診断では分からなかった意外な原因が見つかる例も少なくありません。
画像診断に頼れないからこそ、身体の使い方に着目し、1人1人の反り腰の原因を見極めてくれるのです。
時間をかけて施術してくれる
反り腰で整体院を選ぶ理由として、時間をかけて施術してくれる点も挙げられます。
整体の施術には健康保険が適用されないのですが、その分だけしっかりと患者さんの不調に向き合ってくれます。
こんな場合・こんな人はは整体院がおすすめ
次のような場合や、以下の例に当てはまる方は、整体院で見てもらうのがおすすめです。
不調を根本から改善したい方
整体院は不調を根本から改善したい方におすすめです。
多くの病院では不調に対する対症療法がおこなわれますが、整体院では根本治癒を目指しているからです。
例えば腰痛の場合、整形外科では腰へのアプローチをおこない、痛みが残る場合は治療薬やシップが処方されます。
整体院では腰痛の原因を見付け、症状を根本的な改善に導いてくれます。
日常生活におけるアドバイスが必要な方
日常生活におけるアドバイスが必要な方にも整体院はおすすめです。
反り腰の多くは日常の生活習慣によってもたらされるからです。
整体院での施術に加えて、アドバイスしてもらったストレッチ
早める効果が期待できます。
薬やシップに頼りたくない方
何らかの症状はある物の、薬や湿布に頼りたくない場合、整体の施術がおすすめです。
整体の多くは東洋医学を基本としており、その人が本来持っている自然治癒力を高めてくれるからです。
反り腰は整骨院で診察可能
整骨院は接骨院や骨接ぎとも呼ばれており、ケガに対する施術をおこなってくれる場所です。
整骨院で見てくれるケガとしては、骨折や脱臼、捻挫、打撲、挫傷が挙げられます。
明らかな原因があるケガに対しては健康保険が適用されます。
慢性的な肩こりや腰痛、姿勢など見た目の改善に関しては、健康保険が適用されません。
反り腰改善に整骨院を選ぶ理由
反り腰で整骨院を選ぶ理由としては、以下のような点が挙げられます。
腰痛の明確な原因がある場合は健康保険が適用される
反り腰で整骨院を選ぶ理由として、保険適用の可能性もある点が挙げられます。
2週間以内に腰痛を発症したような場合、保険の適用対象となるからです。
保険が適用された場合、施術費が抑えられる点もメリットといえるでしょう。
・
筋肉や骨に関するプロフェッショナルに見てもらえる
反り腰で整骨院を選ぶ理由としては、筋肉や骨に関するプロフェッショナルに見てもらえる点も挙げられます。
整骨院で勤務する柔道整復師は、3年におよぶ専門課程を経て筋肉や骨について精通しているからです
病院では主に骨や神経の検査をしますが、整骨院では筋肉の異常も見てくれます。
反り腰や腰痛の原因が筋肉にあるケースも少なくないのです。
こんな場合・こんな人は接骨院がおすすめ
次のような場合や、以下の例に当てはまる方は、整骨院で見てもらうのがおすすめです。
病院に通うのが大変な方
病院や整形外科の場合、待ち時間が非常に長くなるケースが少なくありません。
整骨院の場合はそれほど待たされないので、病院に通うのが大変な方におすすめです。
ホームドクターが必要な方
整骨院の柔道整復師は医師ではありませんが、筋肉や骨に関するプロフェッショナルです。
また、医師に比べると身近なので、なんでも相談しやすいのではないでしょうか。
ホームドクター的な存在が必要な方は、整骨院で見てもらうのがおすすめです。
最近腰を痛めた場合
反り腰の方で最近腰を痛めたような場合、整骨院で見てもらうのがおすすめです。
整骨院では保険が使えるため、施術費を安く抑えられるからです。
腰痛が強い場合は整形外科へ
反り腰にともなって腰痛などの不調がある場合は、整形外科を受診しましょう。
整形外科の治療内容
整形外科ではレントゲンやMRI検査を行い、骨や神経に異常がないかを調べてくれます。
また徒手による整形外科的検査をおこない、どこに症状の原因があるのか見極めます。
整形外科では治療法としては、投薬や各種電気、装具(コルセットなど)、運動療法などが一般的です。
反り腰で整形外科を選ぶ理由
整形外科を選ぶ理由は腰痛がある場合 病気かどうかが分かることです
反り腰の方に見られる代表的な症状が腰痛ですが、中には、ヘルニアや脊柱管狭窄症を発症しているケースもあります。
整形外科を選ぶ最大の理由は、病気の有無を判別できる点です。
レントゲンやMRIといった病気の画像検査ができるのは、医師が勤務する整形外科などの病院だけだからです。
整形外科では骨や神経に関する専門医が勤務しているため、診断で病気かどうかを適切に判断してくれます。
画像診断によって骨の状態がビジュアル的に確認できるため、反り腰を改善にもつなげやすくなります。
また疾患が見つかった場合、整形外科では医師が適切な治療をおこなってくれます。
こんな場合 こんな人は整形外科がおすすめ
次のような場合や、以下の例に当てはまる方は、整形外科を受診するのがおすすめです。
病気が心配な方
反り腰だけでなく腰痛をともなう病気が心配な方は、整形外科を受診するのがおすすめです。
仮にレントゲンやMRI検査で腰痛の原因が見つからなくても、「病気じゃなかった」といった安心感が得られるからです。
腰や背中に強い痛みがある場合
反り腰だけでなく、腰や背中に強い痛みがある場合も、整形外科を受診のがおすすめです。
あまりにも強い痛みがある場合、すい臓がんなどの疾患も疑われるからです。整形外科では医師が診察をおこなっているため、適切な診療科を紹介してくれます。
どこに行っていいのか分からない場合
反り腰が気になるけど、どこに行っていいのか分からない場合、とりあえず整形外科で見てもらうとよいでしょう。
レントゲンで背骨の画像を見れば、反り腰の原因が分かる場合もあるからです。
反り腰改善のための費用は
反り腰は姿勢の問題であり、基本的に病院や整骨院での保険診療は受けられません。
ここでは反り腰の方が、明確な原因がある腰痛を発症した場合について、施術期間や1回の費用の目安を紹介しています。
整形外科の費用
整形外科では3割負担の場合、初診時におよそ2,000円から5,000円の費用が必要です。
検査や治療の内容によっては、10,000円を超えるケースもあります。
2回目以降の治療に関しては、数百円程度で受けられます。
整体院の費用
整体院は原則として自費施術なので、施術所によって費用は異なります。
反り腰の場合、平均すると1回あたり4,000円~6,000円程度が相場となっています。
整骨院の費用
整骨院では初診時に1,000円~2,000円の費用が掛かります。
2回目以降は数百円から1,000円程度かかるのが一般的です。
反り腰の改善に必要な期間
反り腰は長い間の生活習慣の結果として起こるため、改善にもそれなりの期間が必要です。
個人差はあるのですが、反り腰の改善には2ヶ月から1年が必要だと考えられています
反り腰 保険適用は?
始めに結論から申し上げますと、反り腰の改善に保険が適用されるケースは少数例です。
保険適用の原則が、病気やケガに対する給付を目的としているからです。
健康保険法には、法の目的として以下のような文言が掲載されています。
『業務災害以外の疾病、負傷…(中略)に関して保険給付を行ない…』
簡単にいうと、健康保険は病気やケガに対してのみ適用されるのです(業務災害に関しては労災が適用されます)。
反り腰のほとんどは見た目の問題であり、病気やケガが原因ではありません。
仮に保険が適用されるとしたら、それは反り腰の方が新たに病気やケガを得た場合だけです。
そういった意味では、反り腰を改善したい場合、整体院で見てもらうのが基本だといえるでしょう。
最近は整骨院の中にも、自費メニューで姿勢改善を取り入れている施術所もあります。
反り腰が気になる方は、整体院や整骨院で自費の施術を受けるのが原則だと知っておきましょう。
まとめ 反り腰になったら早期に施術を!
反り腰になると腰痛や肩こりだけでなく、ぽっこりお腹や出っ尻など見た目の悪化にもつながります。
改善のためには骨盤矯正や筋肉を緩める施術のほか、自宅でのストレッチや筋トレも必要です。反り腰の多くは日常生活に原因があるため、保険が適用されるケースは少ないでしょう。
そのため、整体院や自費メニューのある整骨院で施術を受けるのがおすすめです。根気よく反り腰の改善に努め、いつまでも若々しく見られる姿勢を手に入れましょう。
腰の反りを改善して腰痛とぽっこりお腹を解消 |
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