ずれない?産後の骨盤ベルト寝るときの付け方メリット・デメリット

産後の骨盤ベルト寝るとき 09 女性の悩み

妊娠・出産時にゆるんだ骨盤を固定し、産後の腰痛改善や姿勢の矯正に効果があるといわれている骨盤ベルトですが、「寝るときも付けていいの?」と疑問を持つ方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、産後寝るときの骨盤ベルト着用について、効果やデメリット、寝るときに付ける付け方の注意点とともに解説します。

産後すぐで反り腰が戻らない方や産後太りにお悩みの方は、ぜひ疑問解消のためにお役立てください。

産後の骨盤ベルトの効果は

そもそも骨盤ベルトとは、骨盤のゆるみや歪みなどを矯正する器具です。

骨盤後方の中央部(仙骨)、骨盤前方の接合部分(恥骨結合)、外ももの付け根にあるでっぱり(大転子)の3点を結ぶラインを骨盤ベルトで巻いて使用します。

妊娠・出産時にゆるんだ骨盤が戻りきらない産後の時期から骨盤ベルトを使用することで、骨盤が元の位置にもどるサポートをしてくれるため、さまざまな効果が期待できます。

下記では、具体的な効果を3つご紹介します。

産後腰痛や恥骨痛の予防に骨盤ベルトを

骨盤ベルトは産後トラブルに多い、腰痛や恥骨痛の予防に効果が期待できます。

産後の腰痛や恥骨痛は、妊娠・出産に備えてゆるんだ骨盤を腰回りの筋肉が支えようとすることで、緊張状態(コリ)が続き、痛みとなって起こります。

また出産後は、赤ちゃんの抱っこや授乳、おむつ替えなどのお世話により前かがみの姿勢が多くなることも、痛みを悪化させる要因のひとつです。

痛みが悪化する前に産後から骨盤ベルトを使用することで、腰回りの筋肉への負荷が軽くなり、結果として腰痛や恥骨痛の予防に繋がります。

産後体型回復

産後太りや体型の崩れも、骨盤ベルトで改善・回復を促してくれます。

妊娠・出産で生じた骨盤のゆるみや歪みは、通常、半年ほどかけて自然に元に戻るといわれています。

しかし、ゆがみの程度が大きかったり、赤ちゃんのお世話に追われてママ自身のケアを後回してしまうと、骨盤が歪んだ状態で定着してしまい、産後の体型が戻らなくなってしまいます。

忙しい育児の合間でも、産後ベルトをつけて骨盤をサポートすることで、産後の体型回復がしやすくなります。

尿もれ予防

実は、骨盤ベルトは産後の尿漏れ予防にも繋がります。

産後の尿漏れの原因はさまざまですが、そのひとつは妊娠・分娩時に骨盤底筋(子宮や膀胱を支える筋肉)が伸びてしまい、下がった内臓が膀胱を圧迫しやすいためと考えられます。

このような尿漏れの場合は、骨盤ベルトをつけることで、子宮などの内臓が上がった状態で保たれ、膀胱への負担が軽減されるため尿漏れ予防に繋がります。

もし、産後の尿漏れにお悩みで骨盤ベルトを使ってみたい方は、まずは産婦人科医に相談してみましょう。

産後の骨盤ベルトは寝るとき付けても大丈夫?

産後の腰痛や崩れた体型を効率よく回復させるために、寝ている間の骨盤ベルトの着用を検討している方もいらっしゃるでしょう。

骨盤ベルトは、寝るときに付けていても基本的に問題はありません。

とはいえ、使い方や自身の体の状態によっては効果が出にくくなる場合もあります。

ここでは、骨盤ベルトを寝るときにつけるメリット・デメリットをまとめました。
まずは、寝るときに骨盤ベルトを付けるメリットを3つご紹介します。

寝るときに骨盤ベルトを付けるメリット

  • 冷えの予防
  • 腰痛緩和
  • 起き上がりをスムーズに

冷えの予防

骨盤ベルトは、骨盤の位置を整えて血液循環をスムーズにしてくれるので、寝ている間の冷えを予防してくれる効果が期待できます。

冷えやすい女性には嬉しいポイントです。

腰痛の緩和

また、「仰向けで寝たり、寝返りを打ったりするのも大変…」といった重度の腰痛の場合に、骨盤ベルトを付けて寝ることで、ベルトが骨盤周りの負担をサポートしてくれるので腰痛の緩和に繋がります。

起き上がりがスムーズ

最後に紹介するメリットは、起き上がりがスムーズになることです。

産後は、まだ腹筋が本調子に戻っていないので、起き上がりも一苦労な方が多いものです。

しかし、骨盤ベルトを付けることで骨盤や腹筋を支えてくれるので、付けていないときよりもスムーズに起き上がることができます。

寝るときに骨盤ベルトを付けるデメリット

次に、寝るときに骨盤ベルトを付けるデメリットも見ておきましょう。

  • ムレる
  • 締めつけすぎると問題が起こる
  • 内臓に圧迫感を受けやすい

ムレによる肌トラブル

ベルトで巻いている部分は汗をかきやすいため、ムレによる肌トラブル(かゆみ、赤みなど)が出る可能性もあります。

特に夏場は熱がこもりムレやすいので、通気性の良いものを選ぶのがポイントです。

絞めつけ過ぎによる冷えやむくみ

骨盤のゆがみを早く治したいばかりにベルトを締めつけ過ぎると、血行が悪くなり、冷えやむくみを引き起こしやすくなります。

内臓の圧迫感

骨盤ベルトが体に合っていなかったり、ベルトの位置が間違っていたりすると、内臓が圧迫され苦しさを感じ、睡眠の妨げになってしまうことがあります。

骨盤ベルトのメリット・デメリットをまとめると

ここまでメリット・デメリットを紹介しましたが、デメリットの3つは、骨盤ベルトの素材や使い方を見直すことで解消できます。

つまり、正しく使えば、骨盤ベルトを寝るときに付けるのはメリットの方が多いといえるでしょう。
「寝るときに骨盤ベルトを付けるとずれるのでは?」と疑問に思う方もいるでしょう。

寝ているときに骨盤ベルトがずれる理由は、自分の骨盤のサイズと骨盤ベルトのサイズが合っていないか、ベルトの付ける位置が間違っていることが考えられます。

骨盤ベルトがずれるのを防ぐために、ご自分の体型に合ったものを選びましょう。

自分だけでわからない場合は産婦人科医などの専門家に相談してみると安心です。

骨盤ベルト寝るときの注意点

ここまでの説明で、骨盤ベルトを付けて寝るのはメリットが多いことを知り「早速、今夜から骨盤ベルトを付けて寝よう」と思っている方もいるかもしれません。

ただし、下記の注意点を押さえておきましょう。

自分に合った骨盤ベルトをつかう

まず前提として、十分な効果を得るためにも自分に合った骨盤ベルトを使いましょう。

きつく締め付けすぎない

先ほどのデメリットでも触れたように、骨盤ベルトを強く締め付けすぎると、血行が悪くなり、冷えやむくみ、しびれを引き起こすことがあるので、注意が必要です。

不快感があれば無理せず外す

寝るときに骨盤ベルトを着用してみて、寝苦しさや、不快感があれば無理して付けたままにせず、外しましょう。

また、体調が悪いときは、大事をとって骨盤ベルトの着用は控えてください。

上記を踏まえて、説明書をよく読み正しく使用しましょう。

少しでも不安な方は、医師に相談し使用を検討することをおすすめします。

まとめ

本記事では、寝るときの骨盤ベルト着用について説明しました。

  1. メリット…冷えの予防、腰痛の緩和、起き上がりがスムーズ
  2. デメリット…群れによる肌トラブル、絞めつけ過ぎによる冷えやむくみ、内臓の圧迫感

デメリットは、骨盤ベルトの素材や使い方を見直すことで解消できるので、骨盤ベルトを正しく使えば、寝るときに付けていても基本的に問題はありません。

早速、今夜から試して、効率よく産後の骨盤を整えましょう。

名前 鍼灸師×ライター齋藤 未有
フリーの鍼灸師、ライター齋藤 未有
職業 フリーの鍼灸師、ライター
プロフィール 鍼灸の国家資格を取得後、都内・千葉の鍼灸接骨院・女性専門院で
多くの臨床経験を経て独立。鍼灸治療の傍ら、健康・医療系の分野を
中心に、オウンドメディアのWebライターやディレクターなど多様な
キャリアを歩む。
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