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この記事の内容
- O脚にはこんなデメリットが
- O脚の原因は筋肉のアンバランス
- ヨガによるO脚矯正エクササイス3選
O脚に悩む方必見!
ヨガで O脚を治す!ストレッチ3選
O脚は足が短く見える、垂れ尻になるなど見た目の悪さや
悪化すると変形性膝関節症などの膝関節症のリスクも増えます。
O脚は生まれつきの骨格が関係することもありますが、
その多くは長年の歩き方や座り方、姿勢の癖などによる筋肉のアンバランスなどが原因とされています。
こちらの記事ではヨガのインストラクター直伝のエクササイズを通して筋肉をストレッチしてO脚を矯正する方法を紹介します。
O脚に悩んでいる方は是非実践してみてください。
O脚は見た目でもデメリットが多い
O脚とは、両足をそろえて左右の内くるぶしをつけて立ったときに、両膝が外側に開いてOの字の隙間ができている状態。
スタイルが悪く見えるなど見た目のデメリットだけでなく、放置すると、ほかの不調や脚の疾患を招く恐れもあります。
以下にO脚がもたらすデメリットを詳しく説明します。
脚が短く見えてしまう
O脚になると実際よりも脚が短く見えてしまいます。
両膝が外側に湾曲して左右に広がるため、その分脚の長さが短く見えてしまうのです。
また、O脚は足裏の外側に重心がかかりやすくなるので、外反母趾や偏平足、浮き指などの原因にもなります。
その結果、脚の筋肉バランスに偏りが生まれ、脚のラインが悪く見えてしまいます。
垂れ尻になってしまう
O脚は骨盤の歪みと深く関係があり、これがヒップラインの崩れにつながります。
お尻の筋肉には骨盤を支え、股関節の動きをサポートする役割があります。
そのため、O脚によって骨盤や股関節の動きに偏りが生じると、歩く、しゃがむ、立ち上がるなどの日常動作でお尻の筋肉が正しく働かなくなり、筋肉が衰えて下垂する原因になるのです。
下半身が太りやすくなる
下半身が太りやすい人はO脚が原因かもしれません。
O脚により重心のバランスが崩れると、体に歪みが生じ、血流やリンパの流れが悪くなります。
これによって、基礎代謝が低下して冷えやむくみを招き、脂肪がつきやすくなるのです。
また、O脚で外側重心になると、太ももの外側が張り、逆に内ももの筋肉が衰えて脂肪がつきやすくなり、太ももが太くなる原因になります。
腰痛を引き起こす
O脚を放置すると腰痛を引き起こすこともあります。
O脚は骨盤の歪みを招き、背骨の歪みにつながります。
そのため、日常の動作において腰に大きな負担がかかり、積み重なることで腰痛を引き起こすのです。
腰痛は放置すると慢性化して痛みが悪化するだけでなく、体の歪みからほかの不調を招くこともあります。
膝関節症のリスクが増える
O脚が悪化すると膝関節症のリスクが増える可能性もあります。
O脚で膝の関節に余計な負担がかかることで、膝の軟骨が少しずつすり減り、炎症が起こって痛みが生じるのです。
膝関節症になると、膝の曲げ伸ばし時に痛みを伴うので、ひどい場合は歩行が困難になるなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
このように、O脚には見た目のさまざまなデメリットのほか、放置することで健康面にもリスクを伴う可能性があるのです。
O脚の原因
O脚になる原因はさまざまあるとされていますが、主に生まれつきの骨格による場合と、普段の姿勢などによる筋肉のアンバランスが原因になる場合に分けられます。
前者の、生まれつきの骨格が原因のO脚を「構造的O脚」といい、改善するには整形外科などの専門医による治療が必要です。
一方、後者の筋肉のアンバランスなどによって生じるO脚を「機能的O脚」といいます。
機能的O脚は、長年に及ぶ歩き方や座り方、姿勢の癖による筋肉のアンバランスや骨盤の歪みが原因で生じます。
例えば、足裏の外側に重心をかけて歩く癖や、座ったときに脚を組む癖、背中を丸めた猫背の姿勢などです。
また、運動不足などによる下半身の筋力低下も骨格の歪みを招くため、O脚の原因に。
特に、太もも内側の内転筋が弱くなると脚の外側に重心がかかり、膝が外に開きやすくなります。
イスに座っているときに無意識のうちに脚が開いてしまう人は注意が必要です。
機能的O脚の場合は、その原因である姿勢や体の使い方を正し、筋肉バランスを整えることで改善が目指せます。
O脚の矯正おすすめヨガエクササイズ3選
O脚の改善にはヨガによるエクササイズが効果的です。
ヨガでは、全身をまんべんなく動かして複数の筋肉に同時にアプローチができるため、全身の筋肉バランスを効率よく整える効果が期待できます。
これによって、体の歪みが整い、筋肉が正しく動かせるようになるのです。
また、呼吸に合わせてゆっくり体を動かすヨガは、運動が苦手な人でも無理なく取り入れられるでしょう。
ここでは、O脚の矯正におすすめのヨガエクササイズを3つご紹介します。
1 ワイドスタンススクワット
下半身トレーニングの定番、スクワットをワイドスタンスで行なうエクササイズ
- 足を肩幅よりも広めに開き、つま先を外向きにします。普通のスクワットよりも足幅は広めに、つま先も外向きにしましょう。両手は胸の前で組むか、腰にあてると安定します。
- 息を吐きながら、ゆっくりとお尻を後ろに引いて腰を下げます。四股を踏むように、できるだけ深く腰を下げましょう。
- 息を吸いながら、踵で床を押してゆっくりと膝を伸ばし、元の姿勢に戻ります。下からチャックを引き上げるようなイメージで、太もも内側の筋肉を意識しながら行なってください。
- この動きを10回×3セットを目安にくり返します。
反動をつけないように、呼吸に合わせてじっくり膝の曲げ伸ばしをするのがポイントです。
膝を曲げたときは、つま先よりも膝が前に出ないように、お尻をしっかり後ろに引いて太もも前側を刺激します。
膝を伸ばすときは、太もも内側に意識を向け、左右の太ももを引き寄せるようにしましょう。
2 脚パカエクササイズ
股関節を大きく動かして血流やリンパの流れを改善し、太もも内側の内転筋を鍛えるエクササイズです。
- 仰向けになり、両脚をそろえたまま天井に向けて持ち上げます。両手はお腹の上に添えるか、体の横に添えて手のひらを床につけておきましょう。
- 息を吸いながら、お腹に力を入れて、両脚を開けるところまで大きく開きます。
- 息を吐きながら、ゆっくりと抵抗をかけて両脚を閉じます。このとき、反動を使わないように気をつけましょう。
- 10回×3セットを目安にくり返します。慣れてきたら、両脚をクロスして強度アップするのもおすすめです
脚を開くとき、お腹に力を入れて腰の反りを防ぐことで、腰痛の予防やインナーマッスルの強化にもつながります。
脚を閉じるとき、できるだけ抵抗をかけながら、内もも同士をしっかり引き寄せましょう。
3 内もも引き締めポンプアップ
内転筋を鍛え、脚の筋肉の使い方を改善するエクササイズ
- 両脚をそろえて真っすぐに立ち、丸めたフェイスタオルを膝の間にはさみます。両手は腰にそえるか、不安定な人は片手を壁につけて安定させましょう。
- 息を吸いながら、踵を高く持ち上げてつま先立ちになります。はさんだタオルを落とさないように、左右の内ももをしっかり引き寄せ、お尻を中心に寄せるようにして骨盤を引き締めておきましょう。
- 内ももを引き締めたまま、息を吐きながら、ゆっくり踵を床に下ろします。
- この動きを10回×3セットを目安にくり返します。
簡単そうに見えますが、O脚の人にとっては意外と難しいので、ゆっくり丁寧に行ないましょう。
タオルを落とさないように左右の膝を引き寄せる意識を持つことで、重心のバランスを整えます。
できるだけ踵を高く持ち上げることで、脚全体の筋肉を活性化できるほか、ふくらはぎの筋肉が鍛えられてポンプ機能アップにもつながり、血行が促進されます。
まとめ
O脚の矯正におすすめのヨガエクササイズ3選をご紹介しました。
O脚はスタイルが悪く見える、下半身太りしやすくなるなど見た目のデメリットも多くありますが、放置するとさまざまな不調や脚の疾患を招くこともあります。
原因が姿勢の癖などの生活習慣による「機能性O脚」の場合は、体の歪みと筋肉バランスを整えることで改善が目指せます。
O脚が気になる場合はまず原因を知り、正しいアプローチで改善を目指しましょう。