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この記事の内容
- ふくらはぎが第二の心臓といわれている理由
- ふくらはぎマッサージの効果とは
- ししゃも足改善ふくらはぎマッサージ3選
ふくらはぎがパンパン、ふくらはぎがむくんでだるい
立ち仕事や椅子に座りっぱなしのしごとでこんな事ってよくありますよね。
ふくらはぎは、人間の体の中で血液とリンパの流れをつかさどる「第2の心臓」と言われるほど重要なところです。
血液やリンパの循環が悪くなると疲労が蓄積するばかりか、ふくらはぎがパンパンに太くなって子持ちシシャモのような形になってしまう「ししゃも足」になってしまうこともあります。
こちらの記事では、むくんだ「ふくらはぎ」を細くする簡単なマッサージを3つご紹介します。
ふくらはぎに溜まった老廃物を排出して血流を良くしすれば脚の疲れやだるさも解消されて一石二鳥!
さあ、やってみましょう!!
ふくらはぎは第二の心臓 400
それは、歩くことでふくらはぎの筋肉が伸縮し、足の血液やリンパを心臓へと戻すポンプの役割をしているからです。
血液は心臓がポンプとなって全身へと送られています。
酸素と栄養を細胞へ運ぶときには心臓の力に重力も味方をしてパワフルに流れることができますが、逆に心臓へと戻るときは重力に逆らわなければならず、滞りがちです。
そして血流が滞ることで、むくみやししゃも足を作ります。
ふくらはぎがむくむことのデメリットは、ししゃも足になることだけではありません。
滞った血液によって血管がコブ状になる静脈瘤や、ふくらはぎでできた血の塊が肺に詰まって呼吸ができなくなってしまう病気(深部静脈血栓症・エコノミー症候群/肺塞栓症)など、時には命に関わることもあります。
そうならないよう、ふくらはぎはまるで心臓のように、血液やリンパが正常な流れを保つためのポンプとして働いてくれています。
そのため、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれているのです。
ふくらはぎマッサージの効果とは 600
・ふくらはぎマッサージはどのような効果が期待できるのか?
・効果の理由
・ししゃも足の改善も入れていくつかお願いします
ふくらはぎをマッサージすることで、様々な効果が期待できます。
ここではそのうちの二つをご紹介しましょう。
1) ダイエット効果
ふくらはぎをマッサージするとダイエットの効果があります。
マッサージで血流が良くなると、血管から漏れ出て皮膚の下でむくみを作っていた水分が、心臓へ向かって流れ出します。
滞っていた水分が取り除かれることで、効果的にふくらはぎを細くできるのです。
しかもむくみを作っていた水分は尿として排出されるので、その分体重もダウンします。
また、血流が良くなることで基礎代謝が向上します。
基礎代謝とは、心臓を動かしたり呼吸をしたり、生きるために必要な活動に使われるエネルギーです。
血流が良いと体中の細胞へ酸素と栄養を含んだ血液がパワフルに運ばれ、それらを受け取った臓器は十分に力を発揮できるので、消費エネルギーが増えます。
このように、ふくらはぎをマッサージするとダイエット効果があるのです。
2) デトックス効果
ふくらはぎのマッサージにはデトックス効果もあります。
それは第二の心臓であるふくらはぎを活性化することで血流が良くなり、体に不要な老廃物をどんどん排出できるからです。
デトックス効果が高まることで、内臓機能の改善、疲労回復の促進、さらに肩こりが軽減することもあります。
また、老廃物が排出されたことで肌の新陳代謝が活発になるため、アンチエイジング効果も高まります。
ふくらはぎをマッサージすることはメリットだらけなのです。
ししゃも足改善マッサージ3選
ししゃも足を改善するには足に溜まった血液やリンパなどの水分を心臓方向へ流してあげることが大事です。
そのため効率良くマッサージするには、心臓に戻っていく血管に沿って行います。
また、ただふくらはぎだけをマッサージするのではなく、水分が流れていく道である足の付け根や太ももでの流れを先に改善しておくことで、ふくらはぎをマッサージしたときの効果がUPします。
時間がないときはマッサージ1~3の中のどれかひとつでももちろん効果はありますが、時間が許せば是非1~3を順番に行ってみてください。
マッサージ1( 足の付け根・ひざ裏のマッサージ )
ししゃも足改善には血液とリンパの流れを良くすることが大切です。
ここではふくらはぎに溜まった水分の通り道である「リンパ節」という部分をマッサージし、詰まりを取り除くことで流れを良くしましょう。
① 右足を伸ばし、足の付け根に右手の親指の付け根を優しく添えます。
座った姿勢でも、仰向けの姿勢でも、どちらでも大丈夫です。
② 足の付け根の外側から内側へと優しくなでましょう。(5回程度)
③ 左足の付け根も同様になでましょう。
※足の付け根には太い血管や神経などが多く通っているので、強く押さないよう気をつけてください。
ししゃも足を改善するリンパ管のマッサージ2)ひざの裏側
① 右ひざを軽く曲げ、両手でひざを包み込むようにし、中指~小指を優しく右ひざの裏に添えます。
② 位置を少しずつずらしながら優しく軽く押します。(5~10回)
③ 左ひざの裏も同様に行いましょう。
※リンパ節は優しく、ごく弱い刺激で十分効きます。
強い刺激はリンパ節を潰してしまうので気をつけましょう。
※呼吸は止めないようにしましょう。
マッサージ1( 太もも )
マッサージ1でリンパ節の詰まりが取れたら、次は太ももの血流を良くしましょう。
太ももの血流が改善することで、ふくらはぎの血流も流れやすくなります。
太ももの血流を良くするための血管はももの内側にあるので、そこをマッサージします。
① 仰向けになって、左足は軽く曲げます。
右足を持ち上げ、左足の上に組みます。
(仰向けになれない環境のときは座ったままでもOK。その場合は足は組まないでください。)
② 右太ももの内側を、膝のすぐ上から足の付け根に向かって図のようになでます。(5回程度)
手のひら全体を使って、ほんの少しの圧で優しくなでましょう。
③ 左足も同様に行いましょう。
※仰向けになると、重力のおかげで足に溜まった水分が心臓方向に流れやすくなります。
マッサージ1( ふくらはぎ )
マッサージ1でリンパ節の詰まりを取り、マッサージ2太ももの血流を良くしたら、いよいよししゃも足の原因となっている水分を流します。
ふくらはぎの血管は後ろ側と内側の骨沿いにあるので、その部分をマッサージしましょう。
① 仰向けになって、右足を持ち上げます。
左足は軽く曲げておくと楽だと思います。
(仰向けになることが難しいときは、座った状態でも大丈夫です。)
② 右ふくらはぎを下から上へ(足首付近からひざ裏の手前まで)手のひら全体でなでます。(5~10回程度)
③ 右ふくらはぎの内側の太い骨のきわを、親指の付け根を使って優しくなでます。(5~10回程度)
④ 左足も同様に行いましょう。
※仰向けになることで、足に溜まった水分が心臓方向に流れやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
ししゃも足を改善するにはポイントを押さえたマッサージが有効であることがお分かりいただけたと思います。
3つのマッサージすべてを行ってもわずか数分で終わる上にとても簡単なので、テレビを見ながらなどのリラックスタイムに行ってみてはいかがでしょうか?
また、入浴時は仰向けになることはできませんが水圧の効果もプラスになるのでおススメです。
毎日続けることが大切です。
気負わず、ちょっとした時間に行ってみましょう。