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朝、ウォーキングをしている人をよく見かけます。
一方で、朝のウォーキングは体に良くない、危険だという話も耳にします。
一体どちらが正解なのでしょうか?
この記事では、朝のウォーキングのメリットやデメリットについて以下を中心に解説します。
- 冬の起床後すぐのウォーキングは危険・体に悪い理由
- 朝ウォーキングのメリットと効果
- 朝のウォーキングの注意点まとめ
せっかく体のために時間をとるなら、効果は最大、リスクは最小でウォーキングしたいところです。
この記事を読んで、朝のウォーキングを安全にお楽しみください!
朝のウォーキングは体に悪いってホント?
朝は心臓や血管、筋肉などにとって負担の多い時間帯です。
そのため、朝のウォーキングにはケガや病気のリスクがあります。
特に冬の早朝ウォーキングには注意が必要ですし、起床直後のウォーキングは危険を伴います。
反面、歩くこと自体のメリットはたくさんあり、朝歩くこともデメリットに注意すればとても良い習慣です。
ここでは朝のウォーキングのデメリットを減らし、安全に歩くためのポイントを解説します。
※持病等でご自身の健康に不安がある方は必ず医師に相談してから始めましょう。
朝のウォーキングは体に悪い①起床後1時間は危険
朝起きてから1時間程度はウォーキングを避けましょう。
朝は脳卒中や心筋梗塞などの血管系の病気が特に起こりやすい時間帯です。
その理由は「血圧」と「水分不足」にあります。
起床1時間はウォーキングを行わない
朝起きてすぐにウォーキングをすると、以下のような理由で血圧が高くなりがちです。
- 朝は自律神経が副交感神経から交感神経へと切り替わるため、血圧が不安定
- 寒い時期は体温を逃がさないために血管が縮もうとするため、血圧は特に上がりやすい
- 血圧は運動後は低下するけれど、運動中は一時的に上昇している
血圧が高い状態とは、血管がギュッと収縮しその中を通る血液によって内側からグイグイ押されている状態です。
強い力で内側から押され続けると、脳の血管が圧力に負けて切れてしまうことがあります。
それが脳出血です。
また、朝は水分不足によって血液はドロドロになっています。
そんなドロドロの血液が縮こまった血管を通るため、血管は非常に詰まりやすい状態です。
そしてもし脳の血管が詰まってしまうと脳梗塞、心臓の血管が詰まると心筋梗塞です。
実際、脳出血や脳梗塞・心筋梗塞の発症は朝の時間帯に多いというデータもあります。
これらのリスクを避けるためには起床後すぐにウォーキングを始めるのではなく、起きてから1時間程度あけて血圧が落ち着くのを待ってから歩き出しましょう。
さらにウォーキング前に血圧や心拍数を確認しておくと、より安全です。
朝のウォーキングは体に悪い②体内の水分が不足
ウォーキング前には十分に水分補給をしましょう。
就寝中や起床直後、私たちの体は以下の理由で水分が不足しています。
① 寝ている間は長時間水分を摂らない
② 寝ている間にコップ1杯程度の汗をかく
そのため体内の水分は不足し、血液は普段よりもドロドロで詰まりやすい状態です。
そしてもし詰まってしまえば脳梗塞や心筋梗塞です。
その上ウォーキングをすると体内の水分は更に不足し、リスクも上がります。
リスクを低くするために、朝のウォーキングの際の水分補給は以下のように気を配りましょう。
十分な水分補給してからウォーキングする
朝のウォーキングのための、水分補給のコツ
- 朝起きたら出発までこまめに水分補給をする
- できれば水分を持ち歩き、ウォーキング中もこまめに水分補給をする
- 基本的に常温の水でOK
- 長時間歩く場合や真夏など大量に汗をかく場合は、スポーツドリンクやイオン水を検討する
- カフェイン入りの飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶など)は尿が増えて、体内はかえって脱水になってしまうので避ける
- アルコールも体内を脱水状態にしてしまうため、ウォーキング後であっても避ける
十分な水分補給をして、安全に朝のウォーキングをしましょう。
朝のウォーキングは体に悪い③ウォームアップが不十分
ウォーキング前には必ずウォームアップをしましょう。
ウォームアップをすることで、朝のウォーキングによるけがや病気のリスクを減らすことができます。
ウォームアップしてからウォーキングする
十分なウォームアップをしてからウォーキングをすることでケガの予防や心血管系の病気の予防になります。
ケガの予防
寝ている間は体温が低下しています。
そして起床時間に向けて徐々に体温は上がり始めるのです。
しかし体温が上がりきっていない筋肉や関節の動きが悪い状態で朝のウォーキングを始めてしまうと、筋肉や関節などに負担がかかりケガの元になります。
軽いストレッチをするなどして、寝ている間に凝り固まった体をほぐしてから歩き始めましょう。
体が温まって動きがスムーズになり、ケガの予防になります。
心血管系の病気の予防
ウォーキング中は一時的に血圧や心拍数はアップします。
血圧や心拍数の変化が急激であると、心臓や血管への負担が大きくなります。
朝歩き出す前の軽いウォーミングアップで体温を上昇させ、心拍数や血流量を徐々に上げることで心臓や血管への急激な負担を予防しましょう。
ウォーキング前のウォーミングアップで心血管疾患のリスクを減らせるのです。
朝のウォーキング前には必ず軽いウォーミングアップをしましょう。
朝ウォーキングのメリット
ここまで朝のウォーキングのリスクとその対策を説明しましたが、以下のようにメリットもたくさんあります。
朝ウォーキングのメリット1)セロトニンの分泌が盛んになる
セロトニンとは、脳内で分泌される精神を安定させるホルモンです。
朝日を浴びたりリズム運動をしたりすることで、セロトニンの分泌を増やすことができます。
つまり、朝のウォーキングは精神を安定させるためにピッタリな運動と言えるのです。
朝ウォーキングのメリット2)ダイエット効果
朝起きてしばらくは、頭がボーっとして体も動かしにくいものです。
脳も体も動きがのんびりしているときには、使われるエネルギーも少なくなっています。
そんな朝にウォーキングをすることで血液の循環が良くなり、頭も体も働きだします。
そしてエネルギーが使われ出し、朝の基礎代謝がアップするのです。
そのため、朝のウォーキングはダイエット効果を期待する方にもおススメなのです。
朝ウォーキングのメリット3)生活のリズムができる
私たちの体は日中は交感神経によって活動的になり、夜は副交感神経が働くことで眠くなるようにできています。
朝のウォーキングによって体を動かしたり朝日を浴びたりすると、副交感神経から交感神経への切り替わりがスムーズになり体内時計が正常に働きやすくなります。
そして日中活発に活動することで夜になるとスムーズに副交感神経に切り替わり、自然と眠りにつくことができるのです。
このように朝のウォーキングによって、生活リズムを整えることができます。
まとめ 早朝ウォーキングの注意点
いかがでしたか?
朝のウォーキングはたくさんのメリットがありますが、実はデメリットもあるのです。
しかしリスクを知り注意点を守ることで、より安全なメリットの大きい活動にすることができます。
注意点をまとめると以下の通りです。
- 朝起きてからウォーキングを始めるまでに、1時間以上あける
- 朝起きたらこまめに水分補給をする(基本は水)
- 朝のウォーキングを始める前にウォームアップを行う
- ウォーキング中もこまめに水分補給する
朝のひんやりした空気感の中歩き、スッキリした身体で一日をスタートさせるのはとても気持ちが良いものです。
はじめはごく短い時間から、無理のない範囲で歩きましょう。
短い時間でもコツコツと続けることで、長い目で見ると大きな効果が得られます。
そして慣れてきたら、段々と距離や時間を延ばせると良いですね。
朝のウォーキングで、健康的な気持ちの良い身体を手に入れましょう!
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