ガニ股注意したい3つの原因!治し方おすすめストレッチを紹介

ガニ股注意したい3つの原因

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「がに 股」になる原因は日常の習慣や姿勢になるのをご存知でしたか?

こちらの記事ではカッコ悪いガニ股にならないように日頃から気をつけたいがに股の原因となる習慣3つと、がに股を改善矯正するストレッチについてご紹介します。

是非、自分の習慣を見直して、がに股の矯正や予防に役立ててください。

目次

ガニ股とは 脚のつま先が外側に開く状態

がに股は太ももの骨(大腿骨・だいたいこつ)が外側にねじれ、脚のつま先が外側に開く状態を指します。

似たような足の形にO脚があるのですが、がに股とはひざの向きが異なっています。

がに股の場合はつま先だけでなく、両方のひざも外側に開いているのが特徴です。

一方、O脚の場合はひざが中を向いており、なおかつ太ももの骨も内側にねじれているのが特徴です。

がに股になると見た目が悪いのはもちろんのこと、ひざの関節を痛めたり、腰痛を引き起こしたりといったデメリットが生じます。

女性の場合は遺伝的な要因(先天性股関節脱臼など)でがに股になるケースもあるのですが、多くは不良姿勢など日常の生活習慣が原因です。

男性の場合もがに股歩きなど、日常の習慣を原因とするケースが多くなっています。

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ガニ股の原因となる3つの生活習慣

がに股は主に日常の生活習慣や、身体の使い方のくせが原因で起こると考えられています。

<ガニ股の原因になりやすい生活習慣やクセ>

1. 反り腰や猫背などの悪い姿勢から生じる股関節のねじれ
2. 太腿の筋肉の使い方のアンバランス
3. 歩行のクセからくる足裏のアーチバランスの崩れ

がに股の多くは骨自体が変形するのではなく、上記のように日常の姿勢や太ももの筋肉の偏った使い方、身体の使い方のクセによって起こります。

それぞれの原因についてさらに詳しく見ていきましょう。

日常の姿勢の悪さ

がに股になる原因の1つが、日常の姿勢の悪さです。

例えばデスクワークで猫背の姿勢が続くと、徐々に骨盤が後ろに傾いた状態となります。

骨盤が後ろに傾いたときに、大きな影響を受ける場所の1つが股関節です。

人間の身体の構造的に骨盤が後ろに傾くと、股関節は外側へと開くようになっています。

そのため、猫背の姿勢を長く続けると、がに股になるリスクが高くなるのです。

女性に多く見られる反り腰の場合、太ももの外側に偏った負荷がかかり、大腿骨が外へと引っ張られ、結果としてがに股になるリスクが高くなります。

いずれにせよ、がに股にならないためには、普段の姿勢を見直すことが重要です。

がに股歩きは転筋の筋力低が原因

がに股になる原因としては、太ももの筋肉のアンバランスな使い方もあげられます。

人間が両足で立つとき、太ももの外側と内側の筋肉が働くことでバランスを保っています。

ところが、両者のバランスが崩れると足をまっすぐに保てなくなるのです。

とくに太ももの内側にある内転筋(ないてんきん)が弱くなると、がに股になりやすいと考えられています。

もともと太ももの筋力は、内側よりも外側の方が強いものです。

がに股歩きなどが原因で太ももの外側の筋肉が緊張すると、内転筋の働きがさらに弱くなります。

結果として太ももの外側の筋肉に引っ張られ、脚全体が外に開いてしまうのです。

がに股の治し方の1つが、普段の歩き方を見直すことです。

足裏のアーチバランスの崩れ

足裏のアーチバランスの崩れも、がに股になる原因の1つです。

足裏には縦方向(土踏まずの両サイド)と、横方向(親指から小指の付け根)に合計3つのアーチがあります。

がに股になっている方の場合、外側の縦アーチに偏った負荷がかかっています。

そのようなバランスを続けると、太ももの外側に筋緊張が生じ、がに股になりやすいのです。

アーチバランスが崩れる原因としては、足のサイズに合わない靴や足裏の筋力低下、体重の増加、遺伝などがあげられます。

がに股になるのを予防するためには、アーチバランスが崩れる原因を知り、適切に対処する必要があります。

ガニ股を改善する矯正ストレッチ

がに股の多くが日常的な姿勢の悪さや筋力の低下、偏った筋肉の使い方によってもたらされます。

がに股を治すためには、普段から次の3つの筋肉をストレッチで柔軟に保つのがおすすめです。

1. 骨盤を後ろに傾けてしまう殿筋のストレッチ
2. 太ももを外に開いてしまう大腿四頭筋のストレッチ
3. 股関節を外側にねじってしまう大腰筋のストレッチ

がに股を改善するためには、太ももを外側に開く原因となる、ムダな筋緊張を緩和することが欠かせません。

それぞれのストレッチについて、さらに詳しく解説します。

殿筋のストレッチ

デスクワークなどで殿筋(お尻の筋肉)が硬くなると、骨盤が後ろに傾き、がに股になるリスクが高くなります。

殿筋を緩めるには次のようなストレッチがおすすめです。

1.椅子に浅く腰かける
2.あぐらを組むような形で左の足首を右ひざに乗せる
3.左手で右ひざを押さえ、右手は左の足首に添える
4.そのまま上半身を前に倒し、左側の殿筋を気持ちよくストレッチする
5.30秒たったら反対側も同様におこなう

④のときに、背中が丸くならないよう、上半身を伸ばしたまままっすぐ前に倒しましょう。

座ったままできるので、デスクワークの合間などに取り組むのがおすすめです。

大腿四頭筋のストレッチ

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は太ももの前側にある4つの大きな筋肉です。

中でも外側広筋(がいそくこうきん)が硬くなると、太ももが外側に引っ張られやすくなるので、次のようなストレッチで柔軟に保ちましょう。

布団やヨガマットなどにあおむけで寝る
左のひざを曲げて足首をお尻の横に持ってくる
左の太ももを気持ちよくストレッチする
30秒たったら反対側も同様におこなう

太ももをストレッチする際、腰が床から浮かないよう意識しましょう。

身体が硬い人は上半身を起こした状態で、両手を後ろについてストレッチするとよいでしょう。

大腰筋のストレッチ

大腰筋は腰の骨と股関節をお腹側で結ぶ筋肉です。

硬くなると股関節が外に開くので、普段から次のようなストレッチで柔軟に保つよう意識しましょう。

1.両足を前後に大きく開く
2.後ろになった方のひざを床につけて大きく引く
3.両手を前になった方のひざに乗せる
4.両手でひざを押しながら上半身をまっすぐ上方向に伸ばす
5.30秒たったら反対側も同様におこなう

両足を開いた時、前になった方のひざの真下にかかとが来るよう意識しましょう。

大腰筋の緊張は反り腰の方に多く見られるので、デスクワークの女性の方にはとくに、こちらのストレッチがおすすめです。

まとめ

がに股になると見た目が悪いだけでなく、膝の痛みや腰痛を引き起こす原因にもなります。

がに股の多くは日常的な姿勢の悪さや筋力の低下、偏った筋肉の使い方によってもたらされます。

今回ご紹介したストレッチに取り組むと、がに股の原因となる筋緊張を緩和することが可能です。

簡単にできるストレッチばかりなので、コツコツ取り組んでがに股の改善につなげてください。

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