反り腰改善太もも痩せでダイエット！簡単エクササイズ３選

反り腰のデメリットとは

太もも痩せや下半身太り改善エクササイズについてご紹介する前に、まずは反り腰のデメリットを知っておきましょう。

反り腰になると、次のような身体上、および美容上のトラブルを招く可能性が高くなります。

腰痛

反り腰がもたらす代表的な身体上のトラブルとして、腰痛の存在が挙げられます。

腰痛は日本人の2800万人が持っているとされており、まさに国民病とも言えるのではないでしょうか。

健康上の悩みで腰痛は、男性においてナンバー1、女性においてもナンバー2の位置を占め続けています。

そんな腰痛を引き起こす原因として、反り腰の姿勢が挙げられているのです。特に筋力の弱い女性の場合、デスクワークにともなって腰痛を発症するケースが少なくありません。

筋力が弱いと、腹筋や背筋で上半身を支えられないため、腰を反った姿勢になってしまうからです。腰を反った姿勢が続くと、腰への負担を増すため、腰痛の発症リスクが高くなります。

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ぽっこりお腹

反り腰がもたらす美容上のお悩みとしては、ぽっこりお腹が挙げられます。

太っていてお腹が出ているのならともかく、全体的には痩せているのに、ぽっこりお腹になると気になるのではないでしょうか。

反り腰の姿勢になると、通常よりもお腹を突き出した状態になります。

その結果、お腹がポッコリしてみえるのです。

特に反り腰の場合、下腹部が目立つ傾向にあります。

単に太っている場合との違いとして、ぽっこりお腹は必ずしもプヨプヨとたるんでいない点が挙げられます。

お尻が出てる

反り腰のデメリットとしては、お尻が出ているように見える点も挙げられます。

前述の通り、反り腰になるとポッコリお腹のリスクが高くなります。

腰を反らすと、お腹を突き出す形になるためです。

その反面、お尻は後ろに付きだす形となります。

いわゆる「幼児体型」をイメージしていただくと分かりやすいのではないでしょうか。

幼児体型に近づくと、ぽっこりお腹や出っ尻だけでなく、ウエストのくびれが減少する傾向も見られます。

太もも下半身デブ

反り腰がもたらす美容上のお悩みとしては、下半身デブも挙げられます。

上半身はほっそりしているのに、下半身だけ太っていて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

その原因の1つとして、反り腰の姿勢が挙げられるのです。

反り腰になると、太ももの前側にある大腿直筋（だいたいちょっきん）が硬くなります。

太ももの前側の筋肉は、一般的に裏側の筋肉よりも強い傾向にあります。

そのため、太ももの前側の筋肉が硬くなると、太ももが太く見えてしまうのです。

また、反り腰にともなう筋緊張によって、下肢（ふくらはぎなど）への血流が滞るケースがあります。

下肢への血流が滞ると、足全体にむくみが生じます。

その結果、全体のバランスに比べて、下半身だけが太く見えてしまうのです。

ふくらはぎだけが目立つ場合、「ししゃも足」など言われるケースもあります。

実際、下半身デブに悩まされている女性の多くに足のむくみが見られます。

反り腰 治したら 痩せたってホント？

「反り腰を治したら痩せた」といった話をお聞きになった経験はありませんでしょうか。

本当に反り腰を治したら痩せるのでしょうか。

ネット上の口コミなどを見ていると、次のような声が聞かれます。

• 何をやっても痩せなかったのに、反り腰を治したら「痩せたんじゃない？」って言われた
• ストレッチやマッサージではどうにもならなかったししゃも足が、反り腰を治したら改善した
• 反り腰を治したら、妊娠前に履いていたパンツが入るようになった
• 慢性的な腰痛に悩んでいたけど、反り腰を治したら気にならなくなっていた
• 下半身デブが気になっていたので、反り腰の改善に取り組んだ結果、いつも履いているズボンが緩くなった
• 反り腰を治したら「最近、元気に見えるけど何かしたの？」と言われた

…このように、反り腰を治した場合、健康上や美容上のお悩みにつながったとの声が多く見られます。

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反り腰改善で痩せるメカニズム

反り腰になると、太ももやお尻が太く見えたり、下半身デブのリスクを高めたりします。

そのため、反り腰の解消はダイエットに有効であると考えられます。

ここでは、反り腰を治すとなぜ痩せやすくなるのか、そのメカニズムについてご紹介します。

抗重力筋をバランスよく使えるようになる

抗重力筋（こうじゅうりょくきん）はその名の通り、重力に逆らって姿勢を保つ働きを持つ筋肉です。

反り腰に関わる抗重力筋としては、大腰筋や大腿直筋、殿筋、ハムストリングスなどが挙げられます。

大腰筋や大腿直筋には、骨盤を前に傾ける働きがあります。

そのため、大腰筋や大腿直筋が硬くなり過ぎると、反り腰の姿勢を招く結果となるのです。

逆に、殿筋やハムストリングスが弱くなると、骨盤が後ろに傾くため、やはり反り腰の姿勢を招きやすくなります。

反り腰を治すと、これらの筋肉のバランスがとれるようになり、見た目痩せ効果が得られるのです。

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下半身の血流がよくなる

反り腰は大腰筋や大腿直筋といった筋肉の緊張によって起こりやすくなります。

大腰筋や大腿直筋が硬くなると血管を圧迫するため、下肢への血流が阻害されます。

その結果、足のむくみを招き、下半身デブのリスクを増すのです。

反り腰を治すと、大腰筋や大腿直筋の無駄な緊張が緩和され、下肢への血流が促進されます。

その結果、下半身デブの原因となるむくみが解消されるのです。

反り腰改善で太もも痩せおすすめエクササイズ

それでは、太もも痩せが期待できる反り腰改善エクササイズをピックアップして3つご紹介します。

太もも痩せだけでなく、お尻や下半身太りにも有効なので、ぜひチェックしてみて下さい。

１）オルタネイトフロントランジ

ランジは足を前後に開き、ひざ関節や股関節を曲げ伸ばしするエクササイズです。

スクワットと同じく、下半身全体の筋肉を効率よく鍛えられる点がメリットです。

ただ、スクワットほどの負荷がかからないため、筋力の弱い女性でも気軽に取り組めます。

太もも痩せだけでなく、お尻や下半身太りにも有効なので、積極的に取り組みましょう。

ポイント

オルタネイトフロントランジのポイントは次の通りです。

・足を踏み出すときは、かかとから着地する

・踏み出した足のひざが左右にブレないよう意識する

・上半身がお辞儀しないようまっすぐ伸ばす

手順

1．両足を肩幅程度に開いて立つ
2．両手を腰に当て右足を大きく前に踏み出す
3．右の太ももと床が平行になったら元の姿勢に戻る
4．左足も同様に行う
5．始めは20回程度から始め、慣れてきたら徐々に回数を増やす

２）カエル足パカ

カエル足パカエクササイズは、仰向けになって股関節を回旋させる運動です。

リズミカルに足を開いたり閉じたりすると、反り腰の原因となる大腰筋の緊張が緩和します。

また、筋肉が刺激されると血行が促進され、下半身デブを改善する効果も期待できます。

寝ながら簡単に取り組めるエクササイズなので、就寝前の習慣にするのがおすすめです。

ポイント

カエル足パカのポイントは次の通りです。

・股関節を開くときは無理をせず、気持ちよいと感じる程度にとどめる

・腰と床の隙間ができないように意識する

・お腹の前側に張りを感じながら行う

手順

1．布団やヨガマットに仰向けで寝る
2．両ひざを90度に曲げる
3．両ひざを開いたり閉じたりする
4．30秒×3セット行う

３）エア自転車こぎ

エア自転車こぎはその名の通り、仰向けに寝た状態で、ペダルをこぐように足をクルクル回転させるエクササイズです。

自重で行うエクササイズなので、筋力の弱い女性でも気軽に取り組めます。

太もも痩せだけでなく、お尻や下半身太りにも有効です。

ポイント

エア自転車こぎのポイントは次の通りです。

・腰と床に隙間ができないよう意識する

・早く動かさなくてよいので、確実に筋肉を刺激する意識を持つ

・お腹の筋肉の張りを感じながら行う

手順

1．布団やヨガマットに仰向けで寝る
2．両ひざを90度に曲げた状態で上に挙げる
3．自転車をこぐように両足をクルクル動かす
4．最初は30秒から、慣れてきたら徐々に時間を長くする

まとめ

反り腰の状態を続けると、筋緊張や血行不良の結果、下半身デブのリスクを高めるため注意が必要です。

痩せているのに太ももやお腹が太く見えるのは、もしかしたら反り腰が原因かもしれません。

反り腰を治すと、そのようなお悩みを解消する結果につながります。

今回紹介したエクササイズは、筋力の弱い女性でも取り組める簡単な方法ばかりです。

毎日の習慣にして、太もも痩せを始めとしたダイエット効果を実感してくださいね。