「腰痛座ると痛い」立つと楽になる原因と対策を徹底解説

「腰痛座ると痛い立つと楽になる

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  1. 腰痛座ると痛い立つと楽になる原因と対策
  2. 立つと腰が痛い座ると楽になる原因と対策

腰痛は日本人の多くに見られますが、症状が出るタイミングは人それぞれです。

デスクワークが主流となった昨今、座ったり立ったりするときに腰痛が出るとつらいですよね。

  • 「座ると痛い」
  • 「立つと楽になる」

…そんな腰痛の原因は何なのでしょうか。

こちらの記事では、「座ると痛い腰痛の原因と対策」について、専門家が詳しくアドバイスしています。座る姿勢を長くされる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

腰痛で座ると痛い立つと楽になる原因は

「椅子に座ると腰が痛い」

…デスクワークをしているときにそんな症状が出るとつらいですよね。では、腰痛やぎっくり腰で座ると痛い、立つと楽になる原因は何なのでしょうか。

腰痛やぎっくり腰で座ると痛い原因

腰痛やぎっくり腰で座ると痛い原因としては、次のような例が挙げられます。

・筋線維を損傷している

ぎっくり腰を起こしている場合、筋肉を構成する筋線維に損傷を起こしているのが一般的です。

座っているときに姿勢を変えると損傷部位が刺激され、腰痛を発症するリスクが高くなります。

・筋肉が硬くなっている

座っている姿勢が長くなると、お尻や腰まわりの筋肉が硬くなります。

筋肉が硬くなると血管が圧迫され、痛み物資を産生しやすくなります。

その結果、腰痛が出やすくなるのです。

・神経圧迫を起こす

座っている姿勢が長くなると、硬くなった筋肉によって神経が圧迫されます。

その結果、腰や臀部(でんぶ・お尻まわり)に痛みを生じやすくなります。

座ると痛い腰痛はどのような腰痛なのか

座ると痛い腰痛の特徴は、筋肉を動かさないがための筋緊張によって引き起こされる点です。

筋肉が硬くなる理由は、「使い過ぎ」および「不動(使わない)」の2つだけです。

座ると痛い腰痛は、主に不動によって引き起こされると考えられます。

立つと楽になる理由

なぜ立つと楽になるのか

座ると痛いのに、立つと腰痛が楽になる理由としては、次のような点が挙げられます。

・立つと筋肉がほぐれる

座ると痛いのに、立つと腰痛が楽になる理由は、硬くなった筋肉がほぐれるからです。

日本人のおよそ2800万人に何らかの腰痛が見られるとされています。

ところが、そのうちの8割以上は、レントゲンやMRI検査をしても原因不明とされます。

ただ、腰痛を持っている方の多くに筋肉の筋緊張を認めるのはよく知られている事実です。

先述したように、筋肉の筋緊張は「使い過ぎ」と「不動」といった2つの原因がもたらします。

そのため、立つ姿勢によって筋肉が適度に使われると、腰の痛みが楽になると考えられるのです。

・立つと血行が良くなる

座ると痛いのに、立つと腰痛が楽になる理由として、血行が良くなる点も挙げられます。

座っている姿勢を長く続けると、硬くなった筋肉によって血管が圧迫され、血行不良を引き起こします。

その結果として発痛物質が産生され、腰痛が出やすくなるのです。

立って血行不良が緩和されると、発痛物質が体外へと排出されやすくなるため、腰痛の緩和につながります。

・立つと神経圧迫が取り除かれる

神経圧迫が取り除かれる点も、座ると痛いのに、立つと腰痛が楽になる理由です。

椅子に座った姿勢を続けていると、上半身の体重が腰やお尻まわりにかかります。

その結果、神経が圧迫された腰痛を引き起こしやすくなるわけです。

立ち上がるとそのような神経圧迫が取り除かれるため、腰痛が緩和する結果となるのです。

腰痛で座ると痛い場合の対策

腰痛で座ると痛い場合、つらいのはもちろんですが、仕事の能率を下げてしまう可能性もあります。

そのような場合、以下の対策を講じるのがおすすめです。

痛くない姿勢を探す

腰痛で座ると痛い場合、痛くない姿勢を探すのが第一でしょう。

腰痛を持っている方の特徴の1つが、「あえて痛い姿勢を探してしまう」点です。

腰痛が気になるあまり、あえて痛みが出る姿勢を探し、「やっぱり痛い…」と確認する訳です。

そのような動きを、疼痛(とうつう)誘発動作と呼んでいます。

疼痛誘発動作は痛みの原因を探る際に有効なのですが、何度も繰り返すとかえって傷口を広げる結果となりかねません。

腰痛で座ると痛いときは、疼痛誘発動作を行うのではなく、痛くない姿勢を探すようにしましょう。

ストレッチを行う

腰痛で座ると痛い場合、ストレッチを行うのがおすすめです。

座ると腰が痛い方の多くに、腰やお尻まわりの筋緊張を認めるからです。

とくにお尻まわりの筋肉やハムストリングス(太ももの裏側にある筋肉)を緩めると、腰痛の原因となる筋緊張の緩和につながります。

身体を温める

腰痛で座ると痛い場合は、身体を温めるようにしましょう。

腰痛で座ると痛い方の多くに、腰やお尻まわりの血行不良が見られます。

血行が悪くなると、痛み物質が産生されやすくなるのは先に説明した通りです。

普段から湯船に浸かるなどして身体を温め、腰痛の原因となる痛み物質の産生を抑止しましょう。

お風呂に入る以外に、適度に身体を動かすのもおすすめです。

座り方を見直す

腰痛で座ると痛い場合、座り方を見直すのも重要です。

とくにデスクワークで長時間座っていなければならない方は、正しい座り方を身につけるのが第一です。

湿布や痛み止めを利用する

座っているときの腰痛がつらい場合、湿布や痛み止めを利用する方法があります。

シップや痛み止めには消炎鎮痛剤が含まれており、痛みを感じにくくさせる効果が期待できます。

クッションなどのグッズを利用する

座ると痛い腰痛への対策として、クッションなどのグッズを利用する方法も挙げられます。

ドーナツ型のクッションなどを利用すると、座っているときに腰へとかかる負担を軽減する効果が期待できます。

コルセットを利用する

座ると痛い腰痛への対策としては、コルセットの利用も挙げられます。

腰や骨盤をしっかり固定すると、姿勢を変える際の痛みを予防する効果が期待できます。

H3座ると立ち上がれない腰痛の場合
座ると腰が痛いときには、上記のような対策で改善が期待できるケースもあります。

しかし、座ると立ち上がれないほど腰痛がひどい場合は、次のように対処するのがおすすめです。

医療機関を受診する

座ると立ち上がれないほどの腰痛がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

ただの腰痛だと思っていたら、思わぬ病気や疾患が見つかるケースも珍しくありません。

医療機関ではレントゲンやMRIなどの画像診断を行い、腰痛がなぜ起こっているのが原因を探ります。

明らかな原因が分かれば適切な処置が採られ、ハッキリしない場合やシップや痛み止めで対症療法を行います。

AKA治療専門クリニックを受診する

座ると立ち上がれないほどの腰痛がある場合でも、原因が分からないケースは少なくありません。

そのような場合、AKA治療専門のクリニックを受診する方法もあります。

AKAは仙腸関節の調整を専門としたクリニックで、整形外科医が施術にあたっています。

原因不明の腰痛が、AKAの施術で改善した例も珍しくありません。

AKAは医師が行う施術であるため、安心して受けられる点もメリットの1つです。

座っ たり立ったりすると腰が痛い場合

腰痛があるものの、座ったり立ったりできるのであれば、次のように対処しましょう。

整骨院や接骨院で見てもらう

座ったり立ったりすると腰が痛い場合、整骨院や接骨院で見てもらう方法があります。

腰痛がある場合、整形外科で検査する方もいらっしゃるでしょう。

しかし、検査の結果、原因がはっきりと分かるケースはほんの少数例です。

そのような場合、先述したように痛み止めやシップといった対症療法が行われます。

対症療法では座ったり立ったりするときの痛みが取れない場合、整骨院や接骨院で見てもらう方法があります。

整骨院や接骨院では、画像診断では分からない、筋肉や筋膜、腱、靱帯などの軟部組織の緊張に着目する点が特徴です。

軟部組織の緊張を取り除くと、頑固な腰痛が解消するケースも珍しくありません。

整体院で見てもらう

座ったり立ったりするときの腰痛が慢性的である場合、原則として健康保険が適用されません。

そのような場合は、整体院で見てもらうのも1つの手です。

整体院では全身のバランスに注目し、腰痛を引き起こしている原因を根本から取り除いていきます。

整形外科や整骨院で治らなかった腰痛が、整体の施術で改善した例も少なくありません。

逆に立つと腰が痛くなり座ると楽になる腰痛

腰痛患者さんはたくさんいますが、症状の出方は人によって実にさまざまです。

先述のように座ると痛いといった方もいれば、逆に、立つと腰痛が出るといったケースもあります。

では、立つと腰が痛くなり、座ると楽になる腰痛はなぜ起こるのでしょうか。

原因①背骨を反る姿勢

立つと腰が痛くなる方の特徴として、立ったときの背骨を反る姿勢が挙げられます。

筋力の弱い女性に多く見られるのですが、上半身を支える筋力が弱いと、背骨を反る傾向があります。

背骨を反らすと腰椎(腰の骨)にかかる負担が増すため、立つ時に腰痛が出やすくなるのです。

原因②骨盤が前に傾いている

立つと腰が痛くなる方の特徴としては、骨盤が前に傾いている可能性も挙げられます。

骨盤が前に傾くと、いわゆる「反り腰」の状態になります。

反り腰になると腰椎への負担を増すため、腰痛が出やすくなるのです。

原因③大腰筋が硬くなっている

立つと腰が痛くなる方の特徴として、大腰筋(だいようきん)が硬くなっているケースも挙げられます。

大腰筋はお腹側にある、腰の骨と股関節を結ぶ筋肉です。

座っているときは大腰筋が緩むのですが、立つと引っ張られて緊張する特性があります。

そのため、大腰筋が硬くなると腰痛を引き起こしやすくなるのです。

立つと腰が痛くなる対策

立つと腰が痛くなる場合も、普段から痛くない姿勢を意識し、筋肉を緩める必要があります。

あまりに痛みが強いときは医療機関を受診し、原因をハッキリさせるのが重要です。

立つと腰が痛い場合、腰部脊柱管狭窄症などの疾患を発症している可能性もあります。

自己判断で放置せず、まずは原因をハッキリさせるよう注意しましょう。

まとめ

腰痛で座ると痛い場合、つらいのはもちろんですが、仕事の能率が下がる可能性もあります。

「座ると痛い」

「でも立つと楽になる」

…そんな場合、座る姿勢が悪かったり、筋緊張や血行不良を起こしていたりする可能性があります。

腰痛で座ると痛いときには、普段からストレッチを行い、身体を温め、腰痛の原因を取り除くのが重要です。

今回ご紹介した方法を参考に、座るときのつらい腰痛を改善に導いてくださいね。

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