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この記事の内容
- ゴルフの腰痛にはどんなものがあるのか?
- ゴルフの腰痛はどんな治療をすればいいのか
- ゴルフで腰痛を起こさないためには
ゴルフをプレイされる方にとって、腰痛は大きな悩みの1つではないでしょうか。
ゴルファーの4人に1人が、腰痛や腰椎(腰の骨)の障害を持っているといった統計もあります。
では、ゴルフにともなう腰痛にはどのような種類があり、どこへ行けばよいのでしょうか。
今回の記事では、ゴルフにともなう腰痛の種類や治療法についてご紹介しています。ゴルフのプレイ中やラウンド後に腰痛が出る方は参考にしてみてください。
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ゴルフで起こる腰痛の治療方法
ゴルフのプレイを続ける中で起こる腰痛には、主に次のような種類があります。
思い当たる症状がある方は、なるべく早めに医療機関で見てもらいましょう。
1)腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨(腰椎)と骨の間から、髄核が飛び出す疾患です。
ゴルファーにも多く見られる、腰部の疾患として知られています。
・腰椎椎間板ヘルニア症状
飛び出した髄核が神経を圧迫すると、腰痛や足のしびれ、痛みなどを生じます。
腰椎椎間板ヘルニアには、軽症例の神経根型と、重症例の馬尾型の2種類があります。神経根型のヘルニアは、自然と改善するケースも少なくありません。
馬尾型のヘルニアを発症した場合、歩行障害や排便・排尿障害が見られるケースもあります。
・腰椎椎間板ヘルニアの特徴
飛び出した髄核が神経を圧迫すると、腰痛や足のしびれ、痛みなどを生じます。
腰椎椎間板ヘルニアには、軽症例の神経根型と、重症例の馬尾型の2種類があります。
神経根型のヘルニアは、自然と改善するケースも少なくありません。
馬尾型のヘルニアを発症した場合、歩行障害や排便・排尿障害が見られるケースもあります。
腰痛にともなって歩行障害などが見られる場合、速やかに整形外科を受診しましょう。症状がそれほどひどくなければ、整骨院や接骨院で見てもらうといった方法もあります。
・腰椎椎間板ヘルニア治療方法
腰椎椎間板ヘルニアの治療方法としては、主に保存療法が採られ電気治療や温熱療法、運動療法、薬物療法などが主な治療法です。
ヘルニアに対する保存療法は、整形外科や整骨院、接骨院などで受けられます。
日常生活に支障が出るような場合は、整形外科において手術を検討するケースもあります。
【関連記事】【ゴルフ腰痛治し方】左側・右側だけ腰が痛い原因!スイング改善で悪化予防
2)急性腰痛症
急性腰痛症は、いわゆる「ぎっくり腰」を意味します。
ゴルフのラウンド中に発症するケースも珍しくありません。
・急性腰痛症の症状
発症すると激し痛みに襲われ、トイレに行くのも困難となるケースがあります。
症状の程度は人によってさまざまです。日常の動作には支障がない方もいれば、全く身動きが取れなくなるケースもあります。
急性腰痛症の裏には、重篤な疾患が潜んでいる可能性もあります。そのため、初めて急性腰痛症を発症した場合、整形外科などで検査してもらうのが重要です。
急性腰痛症を何度も繰り返しているよう場合は、かかりつけの整骨院で見てもらうのも良いでしょう。
・急性腰痛症の特徴
ぎっくり腰の特徴が、時間の経過ともに症状変化が見られる点です。
発症してから1日~2日は激しい痛みに襲われ、布団から起き上がるのも困難となります。発症からおよそ48時間が経過すると、炎症が引き始め、徐々に動きやすくなってきます。
慢性腰痛に比べると予後(回復の見込み)が良好な点も特徴です。
・急性腰痛症の治療方法
急性腰痛症の発症が疑われる場合、整形外科や整骨院では炎症を鎮めるための治療が行われます。
初期にはアイシングを行い、痛みを緩和したり、炎症の拡大を予防したりするのが一般的です。また、動作にともなう痛みが強い場合は、コルセットなどの装具で患部を固定するケースもあります。
炎症が落ち着いてきたら、患部を温める方向に切り替え(温熱療法)、損傷部位の回復を促します。
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3)腰椎分離症・すべり症
腰椎分離症は、腰の骨ある棘突起(きょくとっき)が、椎体から分離する疾患です。
腰椎は縦に5つ並んでいますが、分離した椎体が前方へスライドすると、腰椎すべり症を発症します。
腰に負担がかかるゴルフでも多く見られる疾患です。
・腰椎分離症・すべり症の症状
腰椎分離症を発症しても、無症状であるケースが少なくありませんが腰椎すべり症を発症した場合、腰痛や足のしびれを訴えるケースがあります。
腰痛や足のしびれがある場合、整形外科や整骨院、接骨院などで見てもらいましょう。
・腰椎分離症・すべり症の特徴
腰椎分離症はスポーツ選手などに多く見られる症例です。
跳躍をともなう競技や、腰に負担がかかるスポーツに多く見られるのが特徴です。
・腰椎分離症・すべり症の治療方法
腰椎分離症・すべり症に関しても、整形外科では保存療法で経過を観察するのが一般的です。
電気療法や温熱療法などを行い、痛みが強いときには痛み止めやシップを用いるケースもあります。上記のような措置で改善が見られない場合、整形外科では手術療法が検討されるケースもあります。
症状が軽度であれば、整骨院や接骨院で見てもらうのも良いでしょう。
手技療法や電気療法で筋肉を緩めると、患部にかかる負担を減らす効果が期待できます。
4)腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、比較的高齢の方に多く見られる腰の疾患です。
加齢や腰椎すべり症などが原因となって、背骨を通る神経が圧迫されると、発症リスクが高くなります。
・腰部脊柱管狭窄症の症状
主な症状としては、腰痛と足のしびれが挙げられます。
重症化すると、歩行障害や排便・排尿障害が見られるケースもあります。
歩行障害などが見られる場合、早めに整形外科などで見てもらいましょう。
足のしびれがない場合は、整骨院や接骨院で腰痛の改善を図る方法もあります。
・腰部脊柱管狭窄症の特徴
腰部脊柱管狭窄症の特徴の1つが、間欠跛行(かんけつはこう)が見られるといった点です。
歩き始めてしばらくすると、足のしびれや腰痛のために歩けなくなります。
ただ、ベンチなどに座ってしばらく休むと、再び歩けるようになります。
再び歩き始めてしばらくすると、また歩けなくなるといった症状を繰り返すのが特徴です。
・腰部脊柱管狭窄症の治療方法
整形外科における腰部脊柱管狭窄症の治療法としては、保存療法と手術療法が挙げられます。
日常生活に支障が出ていない内は、保存療法で経過を観察するのが一般的です。
腰痛や足のしびれのために歩行が困難になるようであれば、手術療法が検討されるようになります。
足のしびれがそれほど出ていない場合、整骨院や接骨院で見てもらうのも可能です。
腰痛が筋緊張によって出ている場合、手技療法や電気療法によって改善が期待できます。
5)坐骨神経痛
坐骨神経痛もゴルファーに多く見られる症状です。
トッププレイヤーの中にも、坐骨神経痛に悩まされている方は少なくありません。
・坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛の症状としては、腰痛や臀部痛、および下肢症状が挙げられます。
下肢症状には太ももやふくらはぎの痛み、しびれなどがあります。
坐骨神経痛の発症が疑われる場合、まずは整形外科で検査してもらいましょう。
症状が慢性化しているようであれば、整骨院や整体院などで見てもらうのもおすすめです。
・坐骨神経痛の特徴
坐骨神経痛の特徴は、日によって(時間によって)症状の程度が異なる点です。
デスクワークをしていると、夕方に症状がひどくなるといった方も少なくありません。
神経自体が損傷されているわけではないため、通常、筋力の低下や麻痺、感覚の鈍麻などは見られません。
・坐骨神経痛の治療方法
坐骨神経痛の症状がひどい場合、整形外科では痛み止めや神経ブロック注射によって症状の改善を図ります。
ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因と考えられる場合、手術療法が検討されるケースもあります。
症状がそれほど重くなければ、整骨院や整体院の施術を受けるのも良いでしょう。
整骨院では温熱療法や手技療法によって筋緊張を緩め、坐骨神経の圧迫を取り除いていきます。
整体院では骨盤矯正の施術などで全身のバランスを整え、腰部や臀部にかかる負担を減らす施術が行われます。
6)梨状筋症候群
梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)も、ゴルフをされる方に多く見られる疾患です。
臀部にある梨状筋と呼ばれる筋肉が、坐骨神経を圧迫すると発症リスクが高くなります。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と比べると、まれな疾患とされています。
・梨状筋症候群の症状
梨状筋症候群の主な症状としては、臀部痛が挙げられます。
また、股関節を動かしたときに、太ももの裏側に痛みを生じるケースもあります。
梨状筋症候群の発症が疑われる場合、まずは整形外科で検査してもらいましょう。画像検査で原因がハッキリしないようであれば、整骨院や整体院で相談する方法もあります。
・梨状筋症候群の特徴
梨状筋症候群を発症される方の特徴が、股関節の内旋が見られる点です。
太ももが内側を向くと梨状筋が緊張し、神経圧迫が起こりやすくなります。
ゴルファーに梨状筋症候群が多いのも、アドレス時に太ももの筋緊張が生じやすいからだと考えられます。
・梨状筋症候群の治療方法
梨状筋症候群が疑われる場合、整形外科では神経障害性疼痛治療薬が用いられます。
また、温熱療法や運動療法によって改善が見られるケースも少なくありません。
整骨院や整体院では、梨状筋を圧迫する筋緊張を取り除く施術が行われます。
施術法としては、手技療法や温熱療法、骨盤矯正などが挙げられます。
7)腰椎椎体終板障害
腰椎椎体終板障害(ようついついたいしゅうばんしょうがい)も、ゴルファーに多く見られる疾患として知られています。
椎体(腰の骨)と椎間板の間にある、厚さ1㎜程度の軟骨に障害を起こすと発症リスクが高くなります。
・腰椎椎体終板障害の症状
腰椎椎体終板障害の主な症状は腰痛です。
ひどくなるとほとんど身体を動かせなくなるケースも珍しくありません。
身体が動かせないほどの痛みがある場合、なるべく早めに整形外科で検査してもらいましょう。
・腰椎椎体終板障害の特徴
腰椎椎体終板障害の特徴として、腰をひねるスポーツに多く見られる点が挙げられます。
ゴルフもスイングのたびに腰をひねるため、椎体終板を痛めやすいと考えられるのです。
・腰椎椎体終板障害の治療方法
腰椎椎体終板障害の治療は、整形外科で受けるのが一般的です。
発症が疑われる場合、まずは運動の中止が求められます。動作に支障をきたす場合は、コルセットなどで患部を固定するケースもあります。
疼痛を抑えるのには、痛み止めやシップの利用が有効です。
場合によっては手術が検討されるケースもあります。
ゴルフ腰痛治療方法一覧
治療方法 | 内容 | どこで受けられるか |
手技療法 | 徒手によって筋緊張の緩和や、血行の促進を図る。 | ・整骨院、接骨院 ・整体院 |
温熱療法 | 患部を温めて血行を促進し、損傷部位の回復を促す。 | ・整形外科 ・整骨院、接骨院 |
運動療法 | 症状の回復を早めるため、機能回復トレーニングを行う。 | ・整形外科 ・整骨院、接骨院 |
薬物療法 | 鎮痛剤によって症状を抑えたり、ビタミン剤によって血行を促進したりする。 | ・整形外科 |
装具療法 | コルセットなどを用いて患部を固定、無理な動作の制限をおこなう。 | ・整形外科 ・整骨院、接骨院 |
骨盤矯正 | 身体のゆがみを整えることで、患部にかかる負担を減らし、症状の根本改善を図る。 | ・整体院など |
手術療法 | 上記の治療法で改善が見られない場合や、日常生活に支障をきたす場合に行われる。 | ・整形外科 |
ゴルフで腰痛にならないために
いったん腰痛が出てしまうと、つらい症状に悩まされるだけでなく、ゴルフのプレイを楽しめなくなってしまいます。
そのため、普段から腰痛を予防するといった発想が必要です。
ゴルフにともなう腰痛を予防する方法としては、次のような例が挙げられます。
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ゴルフ腰痛はストレッチがおすすめ
ゴルフにともなう腰痛を予防するには、ストレッチが効果的です。
ストレッチによって筋肉や関節を柔軟に保つと、腰にかかる負担を減らす効果が期待できます。
特に股関節を重点的にストレッチすると、ゴルフにともなう腰痛の発症リスクを下げる結果につながります。
疲れを残さない
ゴルフにともなう腰痛を予防するためには、疲れた状態でゴルフをしない点も重要です。
身体が疲れているとふとした動作で筋肉や関節を傷つけ、腰部の疾患を発症しやすくなります。
また、集中力が低下した状態でラウンドしていると、思わぬケガを負う結果にもなりかねません。
ゴルフをする前日はゆっくりと休み、万全の態勢でプレイに臨むようにしましょう。
湯船に浸かって身体を温める
毎日の仕事が忙しい方の場合、入浴をシャワーだけで済ませるケースも少なくないのではないでしょうか。
シャワーだけで入浴を済ませると、気化熱によって体温が奪われ、腰を始め身体全体が冷えやすくなります。
身体が冷えると筋肉も硬くなるため、腰痛を発症するリスクが高くなってしまいます。
そのような事態を避けるには、湯船に浸かって身体をしっかりと温めるのがおすすめです。
温かいお風呂でリラックスすれば、身体の回復力を高める結果にもつながります。
正しいスイングを身につける
いくら身体のケアをしていても、腰に負担がかかるスイングを続けていると、腰痛の発症リスクが高くなります。
そのため、正しいスイングを身につけてしまうのがおすすめです。
始めはレッスンプロなどに指導を受け、スイングを定着させるようにしましょう。
その結果、プレイ中の腰痛発症リスクを下げる結果が期待できます。
ぎっくり腰などゴルフ再開時の注意点
ぎっくり腰などを発症した場合、ゴルフを再開する時に注意しなければならない点があります。
いきなりラウンドを再開すると、ぎっくり腰を再発しないとも限りません。
発症から1週間程度を目安に、まずはゴルフ以外の運動(ウォーキングなど)から始めましょう。
2週間が経過したらクラブを持ち、ストレッチするように大きくスイングしましょう。
この段階ではまだボールを実際に打つ動作はしません。
3週間したらボールを打ち始めて構いません。
4週間が経過したら、ラウンドに復帰して問題ないでしょう。
まとめ
ゴルフにともなう腰痛の種類はさまざまです。
そのため、まずは自分の腰痛のタイプを知り、正しく対処するのが重要です。
腰痛があるのに無理にラウンドした場合、思わぬ疾患を招かないとも限りません。
仮にぎっくり腰を発症したら、段階的に競技へと復帰する必要があります。
ぎっくり腰や腰痛を再発しないよう、普段から予防するといった発想も求められます。
今回ご紹介した腰痛予防法を実践し、快適なプレイを楽しみましょう。
この記事を書いた人
名前 | 整体師、療術院経営 塚本誠 |
職業 | 整体師、療術院経営者。 |
プロフィール | 東京都内で療術院を経営する整体師。早稲田大学を任意退学後、 整骨院で勤務をしたのち都内で整体院の院長を歴任。 セミナー講師やテレビ出演のかたわら執筆活動もおこなう。 |
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