前かがみになると 腰が痛い「前かがみ腰痛」原因と治し方

前かがみ腰痛

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1. 前かがみになると 腰が痛い
2. 腰痛で前かがみができない
3. 前かがみ腰痛の原因と治し方を解説

前かがみになると 腰が痛い「前かがみ腰痛」原因と治し方

「前かがみになると腰が痛い」
「腰痛で前かがみができない」
「前にかがむと急に腰が痛くなる」

…こんなお悩みをお持ちではありませんでしょうか。

前かがみで腰痛が出る場合、ヘルニアや仙腸関節障害、筋筋膜性腰痛などを発症している疑いがあります。

また、腰痛をいつまでも放置していると、ぎっくり腰を発症する結果にもつながりかねません。

今回の記事では、前かがみ腰痛への対処方法をご紹介しています。

目次

前かがみ腰痛とは

日本人の多くが腰痛に悩まされていますが、症状の出方は人によって実にさまざまです。

「前かがみになると腰が痛い」
「腰痛で前かがみができない」
「前にかがむと急に腰が痛くなる」

…このような症状が見られる場合、前かがみ腰痛=「前屈障害型腰痛」を発症している可能性があります。

前屈障害型腰痛はその名の通り、前かがみの動作で腰に痛みを生じるのが特徴です。

前かがみ腰痛が出やすい動作

主に次のような動作にともない、前かがみ腰痛が出やすくなります。

・草むしりやお風呂掃除など、中腰での長時間におよぶ作業
・下にあるものを拾おうと腰をかがめるような動作
・デスクワークなどにともなう猫背などの不良姿勢

前かがみ腰痛が出やすい人

腰痛の中でも前かがみをしたときの痛みは、次のような方に出やすいとされます。

・重いものを持ち上げる作業をされる方
・長時間にわたってデスクワークをされる方
・運転する機会が多い方
・腰に負担がかかるスポーツをされる方

前かがみになると 腰が痛い原因は

腰痛にはいろいろなタイプがあるのですが、前かがみになると腰が痛い場合、どんな原因が考えられるのでしょうか。

仙腸関節障害を発症している

前かがみになると腰が痛い場合、仙腸関節障害を起こしている可能性があります。

仙腸関節は骨盤の中央に位置しており、ほんの数センチメートル動くとされています。

そのわずかな動作によって、ビルの免震構造のような働きをしてくれるのです。

ところが、何らかの原因によって仙腸関節の動作が制限されると、「引っ掛かり」を生じた結果として痛みが出るのです。

仙腸関節の動きが制限される原因としては、周囲の筋緊張や股関節の硬さなどが挙げられます。

筋肉や筋膜の緊張が生じている

腰痛で前かがみができない場合、腰の筋肉や筋膜に緊張を生じている可能性があります。

筋肉や筋膜が硬くなると、前かがみになったときに腰部への牽引力が働き、痛みを生じやすくなります。

実は、腰痛の多くは画像検査をしても原因が分かりません。

そのような症状を非特異的腰痛と呼びますが、筋肉や筋膜の緊張が原因となっているケースも少なくないのです。

筋肉や筋膜の緊張によって起こる腰痛を、とくに筋筋膜性腰痛症と呼ぶケースもあります。

ヘルニアが出ている

前にかがむと急に腰が痛くなる場合、腰椎椎間板ヘルニアを発症している可能性があります。

腰の骨(腰椎)の間にあるクッション部分=椎間板が圧迫されると、中から髄核と呼ばれる組織が飛びだします。

その結果、腰痛や足のしびれといった症状があらわれるのです。

ヘルニアには神経根型と馬尾型の2種類があり、多くは前者に分類されます。

仮に両足のしびれや歩行障害、排便・排尿障害などをともなう場合、馬尾型のヘルニアを発症している疑いがあるため注意が必要です。

前かがみ腰痛で左側が痛い場合

前かがみ腰痛でとくに左側が痛い場合、上半身と下半身とにねじれを生じている可能性があります。

デスクワークのときに足を組んでいませんでしょうか。

足を組んだ姿勢でパソコンに向かうと身体のねじれが生じます。

その結果、猫背の姿勢にともなって左側の腰痛が出やすくなります。

前かがみ腰痛で右側が痛い場合

前かがみ腰痛で右側が痛い場合、筋疲労が蓄積しているのかもしれません。

日本人には右利きの方が多いため、長時間の同一姿勢などで右腰部に疲労が溜まりやすい傾向にあります。

そのようなときに前かがみの姿勢をとると、右側の腰痛が出やすくなります。

前かがみ腰痛の治し方

  • 「腰痛で前かがみができない」
  • 「前かがみになると 腰が痛い」

…そんなときには腰の筋肉や筋膜を緩めるのがおすすめです。

日本人の多くが腰痛に悩まされており、その大半はレントゲンやMRI検査をしても原因不明とされます。

検査をしても原因が分からない腰痛を非特異的腰痛と呼びますが、その多くが筋肉や筋膜の緊張によってもたらされます。

仮にお風呂で温めて腰痛が緩和するのであれば、次のような方法で改善が十分に期待できるでしょう。

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前かがみ腰痛の治し方①ストレッチ

お風呂で温めたときに腰痛が緩和するようであれば、日常的にストレッチをおこないましょう。

筋肉や筋膜を柔軟に保つと、腰痛の予防や根本的な改善効果が期待できます。

腰痛の方の多くに股関節の硬さが見られるため、次のような方法でストレッチするのがおすすめです。

1.椅子に座って両足を大きく開く
2.両手を両ひざに置き、左手で左ひざを押しながら上半身を右側に大きくねじる
3.30秒たったら反対側も同様におこなう

身体をねじるとき、上半身がお辞儀しすぎないよう、背骨を伸ばしたままストレッチしましょう。

前かがみ腰痛の治し方②サポーターで骨盤をサポート

前かがみの姿勢で腰痛が出る場合、サポーターを利用するといった方法もあります。

腰や骨盤をしっかりサポートすると、前かがみになったときの衝撃を緩和する効果が期待できます。

夏場は通気性がよい素材を選び、冬場は保温効果のあるサポーターにするとよいでしょう。

前かがみ腰痛の治し方③適度に身体を動かす

検査をしても原因不明とされる腰痛の多くが、筋肉や筋膜の緊張によってもたらされるのは先述の通りです。

では、なぜ筋肉や筋膜の緊張が起こるのかと言いますと、それは「使い過ぎ」と「不動」といった2つの理由によります。

とくにデスクワークなどで長時間の同一姿勢=不動を保った場合、腰部の筋肉や筋膜に緊張が生じやすくなるのです。

そのため、日頃から適度に身体を動かし、腰まわりの筋肉や筋膜を柔軟に保つのが重要です。前かがみ腰痛の治し方③

前かがみ腰痛の治し方③整骨院などで定期的にケアする

慢性的な前かがみ腰痛を持っている場合、整骨院などで定期的にケアしてもらう方法もあります。

整骨院のスタッフは筋肉や骨に関するプロフェッショナルなので、自宅でできるストレッチなども教えてくれるでしょう。

前かがみ腰痛の治し方④正しい身体の使い方を学ぶ

前かがみ腰痛を治すためには、身体の使い方を学ぶ必要もあります。

多くの前かがみ腰痛は、病気ではなく、日常的な身体の使い方によってもたらされます。

運動をしている方の場合、コーチなどに相談して、正しいフォームを身につけるとよいでしょう。

前かがみ腰痛の方の日常の注意点

腰痛で前かがみができない場合、無理をするとかえって症状の悪化を招くケースがあります。

前かがみになると腰が痛い場合、まずは痛みの出る姿勢を避けるのが重要なポイントです。

それによって回復が見られたら、はじめてストレッチなどに取り組むとよいでしょう。

ここでは、前かがみ腰痛があるときの姿勢の注意点などをご紹介しています。

前かがみ腰痛の人が座るときの注意点

前かがみ腰痛をお持ちの方が座る場合、腰椎(腰の骨)に負担をかけない点が重要なポイントです。

椅子に座るときと、床の場合とに分けてポイントをご紹介します。

椅子に座る場合は骨盤を起こす

前かがみ腰痛をお持ちの方が椅子に座る場合、骨盤を起こすよう意識してみましょう。

座るとき、最初に座面へとあたる骨を坐骨(ざこつ)と言います。

理想の座り方は、坐骨に上半身の体重が無理なく乗っている状態です。

そのため、次のような座り方を試してみましょう。

1.両ひざに手をつき、前かがみの状態で座面にお尻を乗せる
2.両手でひざを押しながら、ゆっくりと上半身を起こしていく
3.坐骨に体重が乗ったのを意識して上半身を固定する

上半身に無駄な力が入っていなければ、坐骨に体重を乗せて上手に座れている証拠です。

床に座る場合 骨盤が後ろに傾かない

床に座るときも、骨盤が後ろに傾かないよう意識するのがポイントです。

半分に畳んだ座布団などを、お尻の下にドアストッパーのように挟みこんでみましょう。

お坊さんが読経するときもそのようにして、長時間の座禅を可能としています。

・前かがみ腰痛の人の立っているときの注意点

前かがみ腰痛をお持ちの方が立つ場合、上半身をまっすぐにキープするのがポイントです。

頭の上に付いた紐を巨人に上から引っ張られているようなイメージで、上半身を真っすぐに保ちましょう。

前かがみ腰痛の人が歩くときの注意点

前かがみ腰痛をお持ちの方が歩く場合、いつもより少し大股気味に歩いてみましょう。

大股気味に歩くと自然と上半身が伸び、腰へとかかる負担が軽減します。

大股すぎるとかえってバランスが崩れるので、いつもよりほんの数センチメートルだけ歩幅を開くとよいでしょう。

前かがみ腰痛の人におすすめの寝方

前かがみ腰痛の方におすすめの寝方は横向き寝です。

横向きで寝ると腰にかかる負担を軽減できるので、痛みが出やすい方を上にして寝てみましょう。

その際、両ひざと背中を軽く曲げるのがポイントです。

まとめ

前かがみで腰痛が出る場合、腰椎椎間板ヘルニアや仙腸関節障害などを発症している可能性があります。

ただ、そのような症状がある場合も、筋肉や筋膜を緩めると、腰痛の改善につながるケースが少なくありません。

お風呂に入って症状が緩和するようであれば、今回紹介したストレッチなどに取り組みましょう。

痛みが強い場合は無理をせず、まずは日常の動作を見直すのが重要です。

それでも痛みが長く続く場合は、専門家に相談しましょう。

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