ぎっくり腰の予兆!腰痛など前兆を感じたら正しい予防対策を

ぎっくり腰予兆

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この記事の内容

  1. 知っておくと、避けられる「ぎっくり腰の予兆や前兆」
  2. ぎっくり腰になりやすい人はこんな人
  3. ぎっくり腰の予兆を感じたら実施してみること

腰痛をお持ちの方の中には、「いつかぎっくり腰になりそう」と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

急に起こると思われているぎっくり腰ですが、実は必ずと言ってよいほど予兆や前触れがあります。

今回の記事では、どんなときにぎっくり腰になりそうなのか、その予兆について解説しています。

ぎっくり腰の前兆が見られたときにする予防対策もご紹介しますので、腰痛をお持ちの方はぜひ知っておいてください。

目次

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は急性腰痛(関節捻挫・筋肉の損傷・筋膜性炎症)などの症状の総称です。急性腰痛症は重いものを抱えたり、振り向いたりのちょっとした動きで起こることがあります。

ぎっくり腰の特徴は、腰部に突然疼痛が走り、激しい痛みに襲われ立てない動けないなどの状態になることもあります。

ぎっくり腰の原因には様々なものがあります。

  • 筋膜性腰痛(筋性腰痛症)
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎椎間関節捻挫
  • 仙腸関節性腰痛

などの腰や腰椎の疾患からくるものや筋肉の衰えや柔軟性の低下などから原因不明のものも多くあります。

ぎっくり腰 前兆が出たらどうする?

以下に書いてあるような、ぎっくり腰の全長が出たらまず次のような対策が有効です。
  • お風呂にしっかり入って温める
  • 腰殿部・腸腰筋のストレッチをする
お風呂やストレッチで血液の流れをよくすることで腰の違和感や痛みの回復ができます。
この時点で、やってはいけないことは冷湿布やアイシングです。血流が悪くなるため悪化してしまいます。ぎっくり腰を起こしてしまったら炎症を止めるためアイシングは有効ですが予兆段階ではNGです。

ぎっくり腰 症状 何科?

ぎっくり腰になりそうな予兆もしくは、ぎっくり腰になってしまったら、整形外科に行くことをおすすめします。レントゲン等で正しく症状を診てもらい治療方法を決定しましょう。

ぎっくり腰は何日くらいで治るのか?

症状や炎症の具合によってまちまちですが、通常約1~2週間ほどで自然治癒します。 早ければ、数日で治ることもあります。

ぎっくり腰は痛みが強いという特徴があります。そのため治療には痛み止めの薬や湿布、場合によっては痛み止めの注射で症状を緩和していきます。

また安静期には腰痛用コルセットなどの装具で固定しますが、長期間のコルセットの使用は筋肉を固くしてしまい悪化の原因になりますので、痛みがなくなれば積極的に動くのが治療には有効です。

ただ、再発することが多いのがぎっくり腰の特徴でもあるので再発の予兆などが出た場合はお風呂で温めたりストレッチなどで血流を良くして改善しましょう。

「ぎっくり腰」になる前触れ‟予兆”がある!

ぎっくり腰の予兆

ぎっくり腰になりそうなときには、必ずと言ってよいほど予兆や前触れが見られます。

いったんぎっくり腰を発症してしまうと、改善するまでに多くの時間とコストが必要となります。

そのため、ぎっくり腰の予兆を知っておくのが重要です。

これってぎっくり腰の予兆?

  1. 布団から起きるときに腰が痛い
  2. 寝返りを打つと腰が痛む
  3. くしゃみや咳など、ふとした瞬間に腰が痛む
  4. 椅子から立ち上がるときに腰が痛い
  5. しゃがんで作業をしていると腰が伸びにくい
  6. お尻に痛み出てきた
  7. 足にしびれが出た
  8. 急に便秘気味になった

ぎっくり腰の予兆が起こる理由

ぎっくり腰の前兆や予兆は人によって実にさまざまです。

上記のようなぎっくり腰の前兆や予兆が出ているのには、次のような理由があります。

・寝返りが自由に打てていない

布団から起きるときや、寝返りを打つときに腰の痛みが出る場合、寝返りが自由に打てていない可能性があります。

寝返りを自由に打てないと、寝ている間にも腰に筋緊張が生じます。

その結果、ぎっくり腰の発症リスクを高めるのです。

・筋肉が硬くなっている

椅子から立ち上がるときや、しゃがんだ状態から立ち上がるときに、腰の痛みや伸びにくさが出る場合、筋肉が硬くなっている可能性があります。

筋肉が硬くなると、ふとした瞬間に筋線維が傷つき、ぎっくり腰を発症しやすくなります。

・神経圧迫が起こっている

お尻に痛みが出るときや、足にしびれが見られる場合、神経圧迫を起こしている可能性があります。

坐骨神経痛などが原因で神経圧迫が起こっている場合、ぎっくり腰になりやすいと考えられています。

・ヘルニアを発症している

急に便秘になったような場合、腰椎椎間板ヘルニアを発症している可能性があります。

腰椎椎間板ヘルニアは、ぎっくり腰の原因の1つとして知られています。

ぎっくり腰になりやすい人

ぎっくり腰になりやすい人としては、次のような例が挙げられます。

・慢性的な腰痛がある

慢性的な腰痛をお持ちの方が、ぎっくり腰を発症されるケースは珍しくありません。

実際、ぎっくり腰で整骨院・接骨院、整形外科を受診する多くの方が、慢性的な腰痛をお持ちの傾向にあります。

ぎっくり腰になりそうな腰痛の代表例とも言えます。

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・過去にぎっくり腰を経験している

過去にぎっくり腰を経験している場合、症状を再発するケースが少なくありません。

ぎっくり腰がクセになると言うよりは、症状の再発を予防していない可能性があります。

・長時間同じ姿勢をしている

長時間同じ姿勢をしている人も、ぎっくり腰を発症しやすい傾向にあります。

肉体労働の方だけでなく、デスクワークの方にもぎっくり腰が多く見られるのはそのためです。

・運動不足、運動のし過ぎ

ぎっくり腰になる前提の1つとして、腰部筋の過緊張(筋肉が硬くなり過ぎる)が挙げられます。

硬くなった筋肉は切れやすく、ぎっくり腰につながりやすいからです。

筋肉が硬くる原因は、「筋肉の使い過ぎ(オーバーユース)」および「使わなさすぎ(不動)」の2つしかありません。

運動不足はもちろん、運動のし過ぎもぎっくり腰の発症リスクを高めます。

・身体が硬い

身体が硬い人も、ぎっくり腰を発症しやすいと考えられています。

関節の可動域が狭いと、筋肉にかかる負担が増大し、筋線維を傷つけやすくなるからです。

・ストレスが溜まっている

ストレスが溜まると「悲観脳」になり、痛みを感じやすくなると考えられています。

実際に腰痛をお持ちの方の多くが、強いストレスを抱えているとされています。

・身体が冷えている

身体が冷えていると血行不良に陥り、身体の回復力を低下させます。

その結果、ぎっくり腰の発症リスクを高めます。

ぎっくり腰になりそうな前兆を感じたら

ぎっくり腰になりそうな前兆を感じたら

ぎっくり腰になりそうな前兆や予兆がある場合、速やかに対処すると発症予防が期待できます。

そのための方法としては、次のような例が挙げられます。

・専門家に相談する

「ぎっくり腰の前兆や予兆があるけど、どうしたらいいか分からない」といった場合は、専門家に相談するのが一番です。

どうしたらいいか分からずに悩んでいる間にも、ぎっくり腰の発症リスクは高まっていきます。

できるだけ早めに整骨院や接骨院、整形外科などで相談し、対策法を教えてもらうようにしましょう。
・身体を温める

ぎっくり腰に限らず、何らかの痛みがある場合、まずは身体を温めてみましょう。

湯船に浸かったときに症状が緩和するようであれば、どんどん身体を温めるのがおすすめです。

・寝具を見直す

朝起きたときや寝返りを打つときに腰が痛む場合、寝具を見直してみましょう。

あまりにも柔らかい敷布団を使っていると、寝ている間に身体が沈み込み、自由に寝返りが打てなくなってしまいます。

枕の高さも、寝返りが打ちやすいよう調節しましょう。

・適度に身体を動かす

長時間の同一姿勢で腰痛が出る場合、適度に身体を動かしてみましょう。

ウォーキングやジョギングなどの軽い運動をすると、ぎっくり腰の原因となる筋緊張緩和につながります。

・生活習慣を見直す

疲労や睡眠不足、ストレスなどといった生活習慣の乱れがあると、身体の回復力低下につながります。

そのような習慣を続けていると、結果としてぎっくり腰の発症リスクが高まります。

できるだけ早寝早起きを心がけ、生活リズムを整えるようにしましょう。

ストレスの自覚がある場合は、趣味に没頭したりリラックスしたりする時間を設けるのも重要です。

・マッサージ

ぎっくり腰の手前であると考えられる場合、治療のためにマッサージを受けるといった手もあります。

施術は「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持つ方にお願いするのがおすすめです。

駅前にあるクイックマッサージなどは、無資格者が施術を行なっている場合もあるため、ぎっくり腰になりそうな場合は避けた方が無難です。

・ストレッチ

ぎっくり腰になりそうな前兆を感じたら、ストレッチで筋緊張を緩和するのがおすすめです。

ただし、ぎっくり腰の発症直前はストレッチを避けるようにしましょう。

判断に困る場合は、専門家に相談するのがおすすめです。

ぎっくり腰を予防するストレッチのやり方については、次項で詳しくご紹介します。

 

ぎっくり腰の予防ストレッチ

ぎっくり腰になりそうな前兆を感じたら予防ストレッチ

ぎっくり腰の多くは、日常の生活習慣からくる筋肉の緊張が主な原因となって起こります。

そのため、ぎっくり腰になる前に、ストレッチで筋肉の柔軟性を確保しておくのが重要です。

ですが、発症の手前でストレッチをすると、かえってぎっくり腰の発症リスクを高めるケースがあります。

そのため、痛みがあるときには無理をしてストレッチしないようにしましょう。

ぎっくり腰の予防におすすめのストレッチとしては、次の2つが挙げられます。

1 殿筋のストレッチ

ぎっくり腰を発症される方の多くが、慢性的な腰痛を抱えている傾向にあります。
腰痛と言いますと、どうしても腰にばかり目が行きがちです。

ですが、臀部の筋緊張が慢性腰痛の原因となっているケースも少なくありません。

日常的なストレッチによって、臀部の筋肉を柔軟に保っておくのが重要です。
1.布団やベッドにあおむけで寝て両ひざを立てる
2.右足の外くるぶしを左のひざに乗せる
3.両手で左のひざ裏をつかむ
4.左ひざを胸の方に引き寄せる
5.30秒たったら反対側も同様に行う

ひざを胸に引き付けたとき、お尻に張る感じがあれば、上手にストレッチできている証拠です。

2 股関節のストレッチ

股関節が硬いと、腰痛やぎっくり腰の発症リスクを高めるのは、医学界やスポーツ界ではもはや定説となっています。

そのため、普段からストレッチに取り組み、股関節の柔軟性を高めておくのが重要です。

1.ヨガマットや床に座る
2.両足の裏を合わせてあぐらのような姿勢をとる
3.両手で両足のつま先をつかむ
4.ひざの位置を変えないように意識しながら上半身を前に倒す

4のときに両ひじで足を押さえ、上半身が猫背にならないよう真っすぐに倒すと、より効率的にストレッチできます。

ぎっくり腰は絶対避けたい!

ぎっくり腰の予防対策

ぎっくり腰の発症を絶対に避けたい理由として、次のような例が挙げられます。

・激しい痛みに襲われる

ぎっくり腰を発症した場合、通常の腰痛とは異なり、脂汗が出るほどの激しい痛みに襲われるのが特徴です。

・動作が困難になる

ぎっくり腰を発症した場合、トイレにも這って行かなくてはならないケースがあります。

・日常生活に支障が出る

ぎっくり腰による痛みがあると、家事や育児といった日常生活にも支障が生じます。

・仕事ができなくなる

ぎっくり腰を発症してからしばらくは、仕事ができなくなるケースも珍しくありません。

・再発のリスクがある

なぜぎっくり腰の発症を避けたいかと言いますと、症状の再発リスクが高いからです。

そのため、ぎっくり腰発症の予防が求められるのです。

まとめ

慢性的に腰痛を抱えていると、「いつかぎっくり腰になりそう」と不安になってしまいますよね。

急に起こると思われているぎっくり腰にも、必ず予兆や前触れがあります。

そのため、予兆や前触れを見落とさず、ぎっくり腰を予防するといった発想が必要です。

今回ご紹介したぎっくり腰予防のストレッチは、いずれも日常的に簡単に取り組めます。

普段から筋肉や関節の柔軟性を保ち、つらいぎっくり腰を予防してくださいね。

この記事を書いた人

名前 整体師、療術院経営 塚本誠
職業 整体師、療術院経営者
プロフィール 東京都内で療術院を経営する整体師。早稲田大学を任意退学後、
整骨院で勤務をしたのち都内で整体院の院長を歴任。
筋膜リリースを中心とした施術活動に取り組む。
セミナー講師やテレビ出演のかたわら、一般の方に医学的根拠
に基づいた情報を届けるべく執筆活動もおこなう。
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