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ゴルフをされる方の中には、坐骨神経痛をお持ちのケースも少なくありません。
では、ゴルフで起こる腰痛「坐骨神経痛」とはどんな症状を意味するのでしょうか。
また、坐骨神経痛を起こした場合、ゴルフは禁止しないといけないのでしょうか。
今回の記事では、坐骨神経痛がある場合の治療法や再発予防法などをご紹介しています。
腰痛や臀部痛、足のしびれがある方は参考になさってください。
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坐骨神経痛とは
坐骨神経痛は、坐骨神経沿いに痛みやしびれを生じる「状態」を意味します。
実は、坐骨神経痛自体は病気でも疾患名でもありません。
坐骨神経痛を引き起こす疾患としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が挙げられています。
しかし、そのような疾患が見られなくても、座骨沿いに痛みやしびれを生じるケースは少なくありません。
そのような場合、坐骨神経痛と言う「症状名」が付けられる結果となります。
坐骨神経痛とゴルフ
坐骨神経痛は、ゴルフをされる方に多く見られる症状です。
プロゴルファーの中にも、坐骨神経痛に悩まされている方が少なくありません。
そこで、坐骨神経痛とゴルフとの関係について見ていきましょう。
こちらの記事も参考に>>>ゴルフ腰痛治療法「ゴルフで起こる7つの腰痛」治療一覧
坐骨神経痛はゴルフではどんな場面で起こす?
スイングをした時
坐骨神経痛に伴う腰痛には、前屈障害型と後屈障害型の2種類があります。
ゴルフのスイングの際、猫背になっていると前屈障害型の腰痛が出やすくなります。
猫背の姿勢だと骨盤がスムーズに回転せず、臀部の筋緊張が坐骨神経を圧迫するからです。
反対に、フォロースルーの際に腰が反り過ぎると、後屈障害型の腰痛が出やすくなります。
スイングの回数が多くなった時
ゴルフの打ちっぱなしで長時間練習していると、坐骨神経痛を発症するケースが見られます。
ラウンド中でも同様に、スイングや素振りの回数が増えると、坐骨神経痛の発症リスクが高くなります。
カートで移動している時
カートで移動するとき、猫背や反り腰の姿勢が続くと、筋緊張によって坐骨神経が圧迫されます。
長時間カートに乗っていると、坐骨神経痛を発症するリスクが高くなります。
【関連記事】【ゴルフ腰痛治し方】左側・右側だけ腰が痛い原因!スイング改善で悪化予防
ゴルフではどこが痛くなる?
・お尻
ゴルフ中に坐骨神経痛を発症した場合、お尻に痛みを生じやすいのが特徴です。
お尻の痛みは、利き足と反対側に出る傾向があります。
右利きであれば左尻、左利きであれば右のお尻に痛みが見られがちです。
・足の痛み
坐骨神経痛を発症した場合、ゴルフ中に足の痛みを生じやすくなります。
腰から遠いふくらはぎに痛みが出るケースもあり、そのような症状を放散痛(ほうさんつう)と呼んでいます。
・足のしびれ
ゴルフ中に坐骨神経痛を発症した場合、足のしびれを生じるケースもあります。
坐骨神経痛の裏に重大な腰部疾患が潜んでいる場合、歩けなくなるケースもあるため注意が必要です。
坐骨神経痛は誤ったスイングや筋緊張が原因で起こる傾向にあります。
…そのため、正しいスイングを身につけ、筋肉を柔軟に保つ工夫が重要です。
坐骨神経痛を起こすとゴルフ禁止?
坐骨神経痛はそれほど珍しい症状ではありません。
では、坐骨神経痛を起こすと、ゴルフはできなくなるのでしょうか。
結論から申し上げますと、個々のケースごとに判断するほかありません。
座骨神経痛の裏に重大な腰部疾患がある場合、ゴルフを禁止しなければならないケースもあるでしょう。
反対に、腰痛があるもののプレイには支障がない場合、ゴルフを禁止する必要はないかもしれません。
【あわせて読みたい】ゴルフ用骨盤矯正パンツ口コミ『整体パンツNEW ZERO for Golf』
椎坐骨神経痛ではゴルフはできない?
坐骨神経痛でゴルフができないかどうかについては、医師の判断を仰ぐのが重要です。
次のような場合はゴルフを控えて症状の回復に努めましょう。
・動作のたびに腰が痛む場合
ゴルフの動作のたびに腰が痛む場合、しばらくはプレイを中止しましょう。
無理をすると思わぬ疾患を招く可能性もあります。
・足のしびれがひどい場合
「なんでもない場所でつまずく」「足先の感覚が鈍い」といった場合、速やかに医療機関で見てもらいましょう。
重症例のヘルニアを発症している可能性もあります。
・足を引きずる場合
坐骨神経痛のために足を引きずる場合、ゴルフは休んで医師に相談しましょう。
ぎっくり腰(急性腰痛症)の前触れである可能性もあります。
坐骨神経痛を悪化させたときのリスク
腰痛や足のしびれがひどいときに無理をすると、症状の悪化によって次のようなリスクを招きます。
・ゴルフができなくなる
坐骨神経痛の症状が悪化した場合、大好きなゴルフができなくなるかもしれません。
また、痛みやしびれを我慢してプレイしていると、納得のいくようなスコアが出なくなる可能性もあります。
・二次的な疾患を招く
冒頭でもお話したように、坐骨神経痛は病気でも疾患名でもありません。
実際、坐骨神経痛の症状があるときに画像検査をしても、何の異常も見つからないケースは珍しくありません。
しかし、無理をしてプレイを続けると、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった二次的疾患を招く可能性が高くなります。
坐骨神経痛 やってはいけないこと
座骨神経痛は湿布で治るということはありません。
また、坐骨 神経痛の原因が椎間板 ヘルニアである場合は無理な姿勢や体勢をとらないことが大切です。
- 腰を曲げすぎない
- 腰をひねりすぎない
発症後も上記のような動きをすると痛みが強くなるだけでなく、症状が悪化する恐れがあります。
座骨神経痛からゴルフまでの復帰の過程は以下の章に書いていますので参考にしてみてください。
坐骨神経痛の治療
ゴルフで坐骨神経痛を発症した場合、どのような治療が行われるのでしょうか。
また、どこで見てもらえばよいのでしょうか。
大まかな費用の目安と合わせてご紹介します。
痛みが激しい場合はブロック注射
坐骨神経痛にともなう腰痛があまりにもひどい場合、神経ブロック注射を行うケースがあります。
患部に局所麻酔を注入する治療で、痛みの緩和を図ります。
ブロック注射は整形外科やペインクリニックで行うのが一般的です。
費用は3割負担の場合、2,500円から5,000円が目安となっています。
症状が軽度の場合は痛み止め
整形外科を受診した場合、痛み止めが処方されるケースもあります。
処方箋費は3割負担の場合、1,000円前後となっています。
温熱療法や手技療法
整骨院や接骨院では、坐骨神経痛に対して温熱療法や手技療法を行っています。
坐骨神経痛の原因がハッキリしている場合、健康保険が適用されるケースもあります。
その場合、1回あたりの施術費は数百円から1,000円程度です。
坐骨神経痛ゴルフボールを使ったほぐし方
坐骨神経痛の症状がある場合、ゴルフボールを使って改善する方法があります。
お風呂で温めた時、症状が軽くなるような方におすすめです。
・内容
坐骨神経痛の多くは腰部疾患ではなく、坐骨神経沿いの筋緊張がもたらします。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症がもたらす腰痛は、全体で見ると10%程度に過ぎません。
筋肉をほぐすと坐骨神経の圧迫が取り除かれ、症状の緩和につなげる効果が期待できます。
・ポイント
ゴルフボールで筋肉をほぐす場合、痛みを感じない程度に行うのがポイントです。
痛いほど刺激してしまうと、かえって筋緊張が強まり、症状を悪化させる可能性が高くなります。あくまでも気持ちよい程度に行うのがポイントだと覚えておきましょう。
・手順
1.布団やヨガマットなどに仰向けで寝る
2.両ひざを90度に曲げて立てる
3.ゴルフボールをお尻の両脇に置く(お尻の下ではない)
4.両手でゴルフボールを固定し、両膝を左右に倒す
5.お尻の筋肉を気持ちよく刺激しましょう
参考)https://news.yahoo.co.jp/articles/e47c6029e4f29d2812a78f21ea1db3d5df6b751b
坐骨神経痛からゴルフ復帰へ
坐骨神経痛の症状は、適度な休養と運動によって回復するケースがほとんどです。
通常、2週間から3週間もすれば、クラブを握れる程度には回復するでしょう。ただし、いきなりコースに復帰するのは控えたほうが無難です。
まずはクラブを大きくスイングし、腰や臀部周りがスムーズに回転するようエクササイズしましょう。
右利きの方の場合、左利きのスイングを行うのも効果的です。
素振りをしても問題ないようであれば、打ちっぱなしなどで少しずつボールを打ってみましょう。
練習をしても腰痛や足のしびれが出なければ、コースに復帰する日も遠くありません。
ゴルフに復帰した場合、正しいスイングを意識し、腰に負担をかけないようにしましょう。
坐骨神経痛の再発を予防する
坐骨神経痛が慢性化すると、大好きなゴルフが楽しめなくなってしまいます。
そのため、坐骨神経痛が治まったら、症状の再発予防に努めましょう。
坐骨神経痛の多くは、誤ったスイングや筋緊張によってもたらされます。
そのため、普段から次のような予防法に取り組むのが重要です。
正しいスイングを身につける
ゴルフのスイングは前傾姿勢を保ちつつ、骨盤がスムーズに回転させる動作が求められます。
最初はレッスンプロなどに師事し、正しいスイングを身につけるのが重要です。
普段から正しい姿勢を意識する
ゴルフにともなう坐骨神経痛は、猫背や反り腰といった不良姿勢によって発症リスクが高くなります。
ゴルフ中はもちろん、普段から正しい姿勢を意識しましょう。
ストレッチで筋肉や関節を柔軟に保つ
ゴルフにともなう坐骨神経痛は、股関節の硬さからもたらされます。
普段からストレッチに取り組み、股関節まわりの筋肉や関節を柔軟に保ちましょう。
まとめ
ゴルフをしていると、坐骨神経痛を発症するケースが少なくありません。
坐骨神経痛自体は病気ではありませんが、その裏にヘルニアなどの疾患が潜んでいる可能性もあります。
ゴルフをしているときに腰痛や足のしびれが出たら、まずは医療機関で検査してもらいましょう。
検査で特に異常が見つからなければ、今回紹介した方法で症状の発症や再発を予防しましょう。
普段の姿勢を見直すのも、ゴルフを長く楽しむためには必要ですよ。
この記事を書いた人
名前 | 整体師、療術院経営 塚本誠 |
職業 | 整体師、療術院経営者。 |
プロフィール | 東京都内で療術院を経営する整体師。早稲田大学を任意退学後、 整骨院で勤務をしたのち都内で整体院の院長を歴任。 セミナー講師やテレビ出演のかたわら執筆活動もおこなう。 |
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