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突然起こる激しい痛みのぎっくり腰、日本では高齢化社会と言われて久しくなりますが、近年、介護中などにぎっくり腰を発症される方が増えています。
ぎっくり腰の原因はさまざまですが、実は、再発しやすい、なかなか治らない原因にストレスというスピリチュアルな側面も大きく関与原していることをご存じでしょうか。
今回は、ぎっくり腰の原因といわれているストレスについて発生のメカニズムや予防についてご紹介します。
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ぎっくり腰の原因にストレスも
ぎっくり腰はなぜ起こるのでしょうか?
詳しい原因は不明といわれているぎっくり腰ですが、ぎっくり腰を起こす原因としては、主に次の4つが挙げられます。
- 瞬間的な腰への負荷
- 長時間の腰への負荷の蓄積
- 運動不足による筋力の低下
- ストレスが原因で起こることもある
ぎっくり腰の原因は様々で、原因が不明なものも多くあります。しかし、ぎっくり腰の原因を知っておけば予防法や正しく迅速な対処にもつながります。
ぎっくり腰の原因がストレス?
意外に思われるかもしれませんが、ストレスもぎっくり腰を引き起こす一因とされています。ストレスやスピリチャルな面が原因ということは少し驚きですが、ぎっくり腰が原因不明といわれているのも、この目に見えないストレスが原因になっているからかもしれません。
また、ぎっくり腰発症のリスクを高めるのは、職場の人間関係や仕事上のトラブル、家庭内の不和といった精神的ストレスだけではありません。
気温や気圧の変化、疲労、睡眠不足といった身体的ストレスも、ぎっくり腰の発症リスクを高める原因となります。
ストレスで長引く・再発する
また、「一度なったら頻繁に繰り返す」「治らない」「長引く」 原因になっしままう、ストレスとぎっくり腰との関係については、次項で詳しくご紹介しています。
ぎっくり腰 原因が不明 なかなか治らない 繰り返す・再発するストレスもその原因にスピリチュアルな面が大きく起因しています。
ぎっくり腰の治療にはスピリチュアルな面も考慮する必要があるのです。
ストレスと「ぎっくり腰」のメカニズム
ぎっくり腰とストレスの関係
ストレスが原因で起こる「ぎっくり腰」のメカニズムとは
そもそも原因不明といわれているぎっくり腰ですが、なぜ、ストレスでぎっくり腰が起こるのでしょうか、その理由は?
ぎっくり腰が起こる「きっかけ」は前述の腰への負荷や運動不足となりますが、ストレスが原因でぎっくり腰を引き起こすメカニズム要因として、次の2つが挙げられています。
- 要因1)ストレスで脳機能の状態に変化が起こる
- 要因2) ストレスで自律神経のバランスが乱れる
要因1)ストレスで脳の状態に変化が起こる
ストレスがぎっくり腰を起こす理由として、脳の状態に変化が起こる場合が挙げられます。
脳の状態は大きく分けて、「楽観脳」と「悲観脳」の2つに分類されます。
ストレスが原因で脳内神経伝達物質のバランスが乱れると、物事をネガティブに考える悲観脳へとシフトします。このため痛みをやわらげるドパーミンという物質の分泌が少なくなり痛みを感じやすくなってしまいます。
悲観脳の状態になると、このように痛みに関して過敏になるため、ちょっとした痛みで、ぎっくり腰を引き起こす可能性が高まります。
この痛みに対する不安がストレスとなって一度起こしたぎっくり腰は何度も再発しやすくなってしまうのです。
要因2)ストレスで自律神経のバランスが乱れる
ストレスが原因で自律神経のバランスが乱れると、ぎっくり腰を引き起こすリスクが高まると考えられます。
ストレス状態が継続して自律神経のバランスが乱れると、血管が収縮して血行を阻害します。
腰部への血行阻害が起こると、筋疲労などからの回復が遅れ、結果としてぎっくり腰を発症するリスクが高くなるのです。
このようにぎっくり腰とストレスの関係は
ストレスがぎっくり腰を起こすという誘発的な側面と治らない再発しやすいという治療が長引くという側面があります。
東洋医学はもちろん、西洋医学においても「ストレスは万病のもと」と言われるのはそのためです。
介護が要因で「ぎっくり腰」リスクが高まる理由
冒頭でもお話しましたように、近年になって介護中にぎっくり腰を発症される方が増加傾向にあります。その理由として介護による次の2つのストレスが挙げられます。
- 精神的なストレス
- 身体的なストレス
将来について精神的な不安と心労(精神的なストレス)
介護でぎっくり腰発生のリスクが高まる理由の1つが、精神的な不安と心労からのストレスです。
介護生活が始まると、どうしても自分のことは後回しになり、ストレスを自覚していても発散するのが難しくなります。
また、介護生活はいつ終わるかも分からないため、将来についての不安を抱く方が少なくありません。
そのような心労とストレスが積み重なると、結果として前述したようなメカニズムで、ぎっくり腰の発症リスクが高くなるのです。
介護動作での腰に負荷(身体的なストレス)
介護動作における腰への負担も、ぎっくり腰の発生リスクを高める理由の1つです。
介護の内容は、食事や着替えの手伝いはもちろん、おむつを替えたりお風呂に入れたりと、身体に負担がかかる作業ばかりです。
また、家での介助以外にも、買い物につきあったり、病院に付き添ったりする必要もあります。
要介護度が高い場合は、夜中であっても床ずれを防ぐために体位交換する必要があり、睡眠を十分にとるのもままならなくなってきます。
そのような身体的ストレスが蓄積すると、結果としてぎっくり腰の発症リスクを高めるのです。
ぎっくり腰労災介護
このように介護の現場では腰に負担のかかる姿勢や動作があります。また心理的なストレスも多く発生するのも事実です。
このような職場で働く介護職の方では、ぎっくり腰が労災としてで認められることもあります。
ぎっくり腰はワンオペ育児でも起こる
ぎっくり腰とワンオペ育もストレス起因
若い女性の間でも、とくに育児中のぎっくり腰が増えています。なかでもワンオペ育児でぎっくり腰を訴える女性が増加中。
ワンオペとは「ワンオペレーション」の略語で、担い手が1人しかいない状態を指します。
ひとりで育児と仕事や家事などすするシングルマザーが増えたこと、また旦那が育児の手伝いをしないなどから、育児をはじめ大半のことを自分自身で行う「ワンオペ育児」という言葉がSNSなどで生まれました。
このようなワンオペ育児の状態にかかる心理的なストレスは強大であり、育児で子供を抱えたりする腰の負担も加わってぎっくり腰が増加しているのです。
ぎっくり腰スピリチュアル面での予防対策
ぎっくり腰とスピリチュアル
ぎっくり腰の一般的な対策としては
- 発生直後の応急措置では冷やす
- 痛みが引いてきたら安静にして腰を温める
- 動けっるようになったら積極的に体を動かす
- また、注射や痛み止めなどの対処もあります。
ただし、ぎっくり腰が起きたときの対処療法だけでは再発の防止は難しく、予防も含めるとスピリチャルな面でのケアが重要になってきているのは確かです。
予防1)ヨガやストレッチを実施する
ヨガやストレッチが精神と肉体のストレスを解消
ぎっくり腰の原因は実にさまざまですが、筋緊張や前述したようなストレスの蓄積が発症リスクを高めると考えられます。ぎっくり腰の発症を予防するにも、日ごろから積極的にストレッチに取り組みましょう。
ストレッチを実施すると、筋肉を柔軟に保ち、ぎっくり腰の発症リスクを下げる結果につながります。
また、ストレッチの実施で副交感神経が優位になると、身体をストレスからの回復モードへと切り替えやすくなります。
特にヨガによるストレッチはスピリチャルな面でも効果的なのでヨガを取り入れることは日常のストレス軽減や筋肉の緊張からくるストレス軽減にもおすすめです。
予防2)日常のストレスを減らす工夫
先述しましたように、ストレスはぎっくり腰を引き起こす原因となります。そのため、日常のストレスを減らし、ぎっくり腰の潜在的な原因を取り除くよう心がけましょう。
ストレスは大きく分けて、精神的なものと身体的なものに分類されます。
精神的なストレスの解消に関しては、誰かに悩みを相談したり、ノートに自分の気持ちを綴ったり、映画を見て泣いたり笑ったりするのがおすすめです。
身体的ストレスを解消するためには、適度に身体を動かし、十分な睡眠をとり、早寝早起きを心がけるのがおすすめです。
まとめ
日本では高齢化が進んでおり、ぎっくり腰が多く見られるようになってきています。
ぎっくり腰の原因はさまざまですが、介護や育児などのストレスもその大きな原因とな
っているのも事実です。
ストレスには精神的なものと身体的なものがあるため、自分のストレスのタイプに合った対処法を選択するのが重要です。
ぎっくり腰の症状は大変つらいものですし、回復するまでに時間と労力、費用を要するものでもあります。
今回紹介した対処法や予防法を参考に、ぎっくり腰の改善や再発防止に取り組んでくださいね。