「ぽっこりお腹姿勢改善」反り腰を治したら痩せたはホント?

ぽっこりお腹姿勢改善

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この記事の内容

  1. 「ぽっこりお腹」お腹が出る原因は反り腰だった
  2. 反り腰からくる「ぽっこりお腹」解消のための正しい姿勢
  3. 反り腰改善エクササイズでほっこりお腹を解消して痩せる

最近、急にお腹が出っぱってきた。体重は増えていないのにお腹がぽっこりしてきた。
など、これは反り腰が原因かもしれません。

反り腰になると下腹が出て姿勢が悪くなったり腰痛などが起こるリスクが高まります。

こちらの記事では反り腰からくる「ぽっこりお腹」の原因と「ほっこりお腹」を解消して痩せる反り腰改善エクササイズをご紹介します。

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目次

ぽっこりお腹の原因は反り腰

反り腰になると骨盤が前に傾きます。これを骨盤前傾と呼びます。骨盤が前に傾くことで、ぽっこりお腹になるリスクが増します。

その理由としては、次のようなことが挙げられます。

反り腰でお腹が出る理由

反り腰になると、腰から背中の筋肉が緊張して硬くなります。一方、お腹側の筋肉は緩んでしまいます。背筋と腹筋は主動筋と拮抗筋の関係、つまりどちらかが出ればどちらかが引っ込む関係だからです。

例えば、腕を曲げて力こぶを作るとします。その場合、主動筋である上腕二頭筋が収縮し、拮抗筋である上腕三頭筋は伸展します。

背筋と腹筋に関しても同様で、反り腰の姿勢で背筋が収縮すると腹筋は伸展します。その結果、お腹がぽっこりとして見えるのです。

反り腰になると腹筋をうまく使えなくなる

骨盤が前傾して反り腰の姿勢になると、上半身を支える時に、腹筋を十分に使えなくなります。その結果、腹筋の筋力が低下して、ぽっこりお腹になるリスクが増します。

お腹が前に突き出る骨盤前傾

正しい姿勢とお腹の関係

ぽっこりとお腹が出てくる姿勢は骨盤に関係があります。
反り腰は、前傾してくる骨盤に対抗して腰椎を必要以上に反るために起こります。

そして前述したように骨盤が前に倒れることでお腹がでっぱってくるのです。

では、なぜ骨盤が前に倒れるのでしょうか。
それには日常の姿勢や動作が深く関わっています。
反り腰でなぜ骨盤が傾いてしまうの?

なぜ反り腰になるのか、骨盤の観点から見ていきましょう。

反り腰で骨盤が前傾するのは、主に次のような理由によるところが大きいようです。

座り方

デスクワークが主流となった昨今、普段の座り方によって骨盤が傾きやすい傾向にあります。特に女性の場合、姿勢を良く見せようとするあまり、骨盤が前傾する傾向にあります。

本来上半身を支えるのは体幹の筋肉の働きなのですが、体幹の筋力が弱い女性の場合、腰を反らすことで、上半身をまっすぐに「見せよう」としてしまいます。その結果、骨盤が前に傾くのです。

ハイヒール

女性に反り腰が多い理由の1つとして、ハイヒールを好んで履くことが挙げられます。ハイヒールを履くと重心が前に移動するため、背中を反らしてバランスをとろうとします。その結果、骨盤が前に傾いてしまうのです。

体型の変化

妊娠にともなってお腹が大きくなったり、体重が増えたりすると、上半身と下半身とのバランスをとるため、重心が後方へ移動します。
すると、筋力が弱い方の場合、体幹の筋力で上半身を支えきれずに、腰を反らす姿勢になります。その結果、骨盤が前に傾いてしまいがちです。
まずは、このような日常の姿勢や動作に気をつけることで反り腰の悪化を防ぎ、ぽっこりお腹やお腹の出っ張りを改善してゆくことが可能です。

「反り腰を治したら痩せた」ホント?

反り腰を治したら痩せたという声がネット上にあります。
確かに反り腰を改善すれば出ていたお腹がすっきりと、ぽっこりお腹も解消され見た姿勢もよく目痩せたように見える効果はあると思います。

また、実際に痩せるという点では間接的には痩せるのに効果的と思われる点があります。というのは反り腰を改善することは骨盤を正しい位置に矯正することになります。

骨盤を正しい位置に矯正することによって以下の効果があります。

  • 血流がよくなる
  • リンパの流れが良くなるこれによって体内の老廃物をデトックして代謝の良い体にして痩せやすい体をつくることができるのです。

市販されている骨盤矯正の下着やショーツ、パンツなどは寝ているううちに骨盤矯正を行いダイエットに貢献できるものがあります。

ダイエット用に骨盤矯正下着を選ぶポイントはコルセットやベルトのようなきつい締めつけのタイプではなく履きやすいタイプを選ぶのがポイントです。

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反り腰改善ぽっこりお腹解消をエクササイズ

反り腰を改善してぽっこりお腹解消をエクササイズをご紹介します。
いずれも自宅で簡単にできるので、反り腰かな、下腹が出てきたかな
と思われたら実行してみてください。

反り腰・骨盤のゆがみを治すストレッチ3選

反り腰や骨盤のゆがみを改善するためには、次のようなストレッチがおすすめです。

立ったまま腸腰筋のストレッチ

よい姿勢を実現するためには、「緩むべき筋肉は緩み、緊張すべき筋肉は緊張」していなければなりません。すべての筋肉が緩んでしまっては、姿勢を支えることができませんよね。

腸腰筋は、腰の骨と股関節をお腹側で結ぶ筋肉の総称です。骨盤を支える腸腰筋の緊張を緩和し、お尻の筋肉を適度に緊張させることで、理想的な全身バランスを手に入れることが期待できます。

• ①立った状態で足を大きく前後に開く
• ②両膝を曲げながら上半身をまっすぐ下におろす
• ③前の太ももが床と平行になったら30秒キープ
• ④前後の足を入れ替えて①~③を3回ずつ繰り返す

②の時に、上半身が前後左右にブレないよう気を付けましょう。ふらついてしまう方は、椅子の背もたれや机などを持ちながらおこなうとよいでしょう。

背中と腰のストレッチ

反り腰になると背中から腰の筋肉が硬くなり、それがまた反り腰を増長するという悪循環に陥ります。そのため、硬くなった背中と腰の筋緊張を緩めてあげる必要があります。
• ①床やヨガマットなどに両手と両膝を付く
• ②お腹を引っ込めながら背中を思い切って曲げる
• ③背中を反らしながらお腹を突き出す
④②、③を10秒×3セットおこなう

腰に痛みがある場合は直ちに中止し、しばらく休みましょう。
寝たまま膝を抱えるストレッチ

仰向けに寝た状態で膝を抱え、背中を丸めるストレッチをおこなうことで、反ってしまった腰を正しい状態に戻すことが期待できます。

• ①布団やベッドに仰向けで寝る
• ②両膝を曲げ両腕で抱える
• ③膝を思い切って胸の方へと近づける
③の時にお尻を浮かせることで、より効率的に反り腰を改善することが期待できます。

反り腰改善でぽっこりお腹解消

反り腰の姿勢が見についてしまうと、特定の場所にばかり負荷がかかるため、正しい立ち方や歩き方を実践した時に違和感を覚えることもあることでしょう。
そのような方には、反り腰を改善するためのストレッチがおすすめです。ぽっこりお腹の解消にもつながりますので、スタイルや腰痛が気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

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反り腰にならないための日常の注意点

反り腰の姿勢が悪化すると様々なデメリットがあります。

そのため日頃から反り腰の姿勢にならないように気をつけておく必要があります。

反り腰が悪化すると?

反り腰が悪化すると、どのような問題やリスクが生じるのでしょうか。大きく分けると、「歩くと腰が痛い」といった健康上のリスクと、「姿勢が悪くなる」という見た目上のリスクの2つが見られやすくなります。

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

健康上のリスク

反り腰が悪化すると、健康上のリスクが高くなります。反り腰によって起こりがちな健康上のリスクとしては、次のようなことが挙げられます。

腰部疾患

反り腰が続くと椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、梨状筋症候群といった、腰部疾患を発症するリスクが高くなります。

便秘

体幹の筋力低下によって反り腰になっている場合、腹圧の減少にともなって、便秘を発症するリスクが増します。

胃の不調

反り腰になると背中に筋緊張が起こり、胃の不調を招く可能性があります。なぜなら、脳から胃へと送られる神経が、背中の筋緊張によって圧迫されるからです。

睡眠の質の低下

反り腰になると睡眠の質が低下する可能性もあります。なぜなら、腰背部の筋肉が緊張することで、横隔膜の上下動が制限され、呼吸が浅くなってしまうからです。
姿勢が悪くなる

反り腰になると、姿勢が悪くなるリスクも高くなります。特に、反り腰と猫背・巻き肩を併発している場合、元気がなく見られたり、年齢よりも老けて見られたりするリスクが増します。

また、お腹がぽっこりと出てしまうことや、お尻が垂れてしまうことが原因で、体重は正常範囲内なのに太ってみられることもあります。

ぽっこりお腹を改善する立ち方・姿勢とは

ぽっこりお腹を直す姿勢として、立ち方や歩き方に注意してみましょう。反り腰の多くは日常の生活習慣によって起こるため、立ち方や歩き方を見直すことが、ぽっこりお腹を改善することにつながります。

基本的に反り腰の方の骨盤は前に傾いているため、まっすぐに立てることがポイントです。そのためには、正しい立ち方および、正しい歩き方を身につける必要があります。

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『反り腰を改善する歩き方』疲れない痛くない3つのポイント

まとめ

反り腰になると、ぽっこりお腹やお尻が垂れるなど、見た目が悪くなることはもちろんのこと、椎間板ヘルニアを始めとした発症するリスクも増大します。
こちらに紹介した反り腰改善のエクササイズでぽっこりお腹を解消して美しいスタイルを手に入れましょう。

腰の反りを改善して腰痛とぽっこりお腹を解消

仙骨を支え、骨盤を立てることで、腰の反りを解消し、筋肉への負担を軽減します。
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