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普段からパソコン仕事などデスクワークをしていて猫背が気になっていると、「猫背になることでゴルフに何か影響するのではないか?」と心配なこともあると思います。
- ゴルフで猫背のデメリットは
- ゴルフで骨盤を立てるとは
- 猫背解消の正しいスイングとは
では、姿勢が猫背だとゴルフをする際にどのような弊害があるのでしょう。猫背の方がゴルフをする際のアドレスの取り方、およびスイングの直し方などと合わせて詳しくご紹介します。
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ゴルフで猫背の姿勢が与える影響は
猫背とは、背中が猫のように丸くなった状態を意味します。通常、人間の背中は緩やかに後弯しているのですが、後弯の角度が付きすぎることで、猫背の姿勢と呼ばれるようになります。
【関連記事】ゴルフは猫背が原因で左腰の腰痛になることも。左腰の腰痛は猫背などの姿勢や体が左に流れるスイングにあります。
ゴルフはアドレスの姿勢で猫背になる
では、ゴルフをすることが原因で猫背になるのでしょうか?確かにゴルフのアドレスを取る時は上半身を前傾させるため、猫背になるようなイメージがあるかもしれません。
ですが、プロゴルファーのアドレスをよく見てみると、上半身がまっすぐに伸びていて猫背にはなっていません。つまり、ゴルフをするから猫背になるのではなく、普段から猫背だからアドレスの際に背中が丸くなるのです。
ゴルフで猫背のデメリット4つ!
では、ゴルフで猫背のデメリットはどのようなところにあらわれるのでしょうか。次項で詳しくみていきましょう。
ゴルフ猫背のデメリット①肩甲骨が使えずスイングが不安定
猫背になると肩甲骨が上手く使えないという問題が起こります。
猫背の姿勢でゴルフをした場合、スイングの際に肩甲骨が上手に使えず、スイングが不安定になります。特にスイングがアウトサイドインの方にそのような傾向が見受けられます。
ゴルフ 猫背はスライスしやすい
なぜ猫背になると肩甲骨がうまく使えなくなるかというと、肩甲骨が前方にスライドし、背骨と肩甲骨の間に筋緊張が生じることで、肩甲骨の可動域が減少するからです。
そのため、上半身を無理やり回転させようとして、ボールの軌道がスライス気味になってしまうのです。
【関連記事】ゴルフで筋肉痛にならないスイングと場所別の痛みの原因・予防法
ゴルフ猫背のデメリット②姿勢が安定せずミート率が低下
ゴルフのインパクトで猫背はどのように影響するのか。
猫背でゴルフをすることの悪影響は、ミート率の低下にもつながります。
猫背だとインパクトに影響
なぜなら、猫背になると下半身をうまく回転させることができなくなるからです。下半身がうまく回転しないと、どうしてもインパクトの際に手打ちになってしまいます。
ゴルフは再現性のスポーツともいわれますが、下半身が安定して回転しないと、上半身が突っ込んでボールを打ちに行ってしまうため、インパクトの際にミート率が低下してしまうのです。
ゴルフ猫背のデメリット③飛距離ダウン方向性不安定
ゴルフで猫背になると飛距離がダウンしますし、ボールが飛んでいく方向も安定しません。
なぜなら、猫背になると上半身と下半身がうまく連動しなくなるからです。ゴルフのような回転をともなうスポーツにおいて、上半身と下半身の連動は必須といえます。
ところが、猫背になると下半身の力を上半身へと伝えることができなくなりますし、上半身の力を下半身で受け止めることもできなくなります。
その結果、飛距離もダウンするうえ、ボールの飛ぶ方向も安定しなくなるのです。
ゴルフ猫背のデメリット④腰や脇などの筋肉を痛めやすい
猫背の影響としては、スイングの際に腰やわきなどの筋肉を痛めやすいことも挙げられます。
理由としては、猫背にともなう筋緊張によって関節の可動域が減少し、筋肉を使って無理やり身体を回転させようとするからです。
特に、下半身がうまく使えなくなることで、上半身を無理やり回転させてしまうと、腰や脇にかかる負担が増すため、筋肉を痛めやすくなるのです。
猫背の原因は骨盤のずれ
猫背の根本的な原因は骨盤
猫背というと背骨ばかり注目されがちですが、実は、猫背の根本的な原因は骨盤にあります。骨盤は上半身と下半身を結ぶ場所であり、身体の土台でもあります。
その骨盤がゆがむことによって、上半身と下半身との有機的な連動が断たれ、スイングに悪影響を及ぼすことはもちろん、身体を痛めてしまうリスクも増すのです。
猫背を直してゴルフのデメリットを解消
ゴルフで骨盤前傾はデメリットが多い
<骨盤前傾について>
ゴルフのアドレスをする際に重要なポイントは3つあります。それは、お尻の高さと骨盤の位置、そして頭の位置です。基本的に骨盤の前傾は正しくアドレスするのに必要なのですが、前傾しすぎることは問題です。
なぜなら、骨盤が前傾しすぎるといわゆる「反り腰」になってしまい、腰を痛めるリスクが増すからです。また、筋力の弱い女性の場合、反り腰と猫背を併発するケースもあります。
猫背の上、反り腰も発症してしまうと、お尻の高さが低くなり、骨盤が前傾し、頭の位置が前方へスライドします。このようなバランスでは、理想とは程遠いアドレスになってしまうのです。反り腰改善の筋トレはこちら
ゴルフで骨盤後傾もデメリット
<骨盤後傾について>
猫背の方のほとんどに、骨盤の後傾が見られます。骨盤が後傾すると、バランスをとるために顔が前に倒れます。デスクワークの方で、猫背が気になっている方に典型的な姿勢と言えるでしょう。
骨盤が後傾すると、アドレスの際にお尻の位置が下がり、頭の位置が前方へスライドします。プロゴルファーとアマチュアの最大の違いが、このアドレスの姿勢にあるといっても過言ではありません。
プロゴルファーの場合、骨盤が適度に前傾し、お尻の位置が高く保たれています。そして、腰から頭までが一直線に伸びているため、上半身をスムーズに回転させることが可能なのです。
ところが、猫背の方のように骨盤が後傾すると、身体のメカニズム的にスムーズなスイングが実現できなくなるのです。
猫背を改善すればゴルフも上達!
猫背はゴルフにいい影響は与えません。そこですぐに取り込めるゴルフでの猫背の直し方についてご紹介します。
ゴルフをするときに猫背になると、ボールはまっすぐに飛ばないし、飛距離はダウンするしでろくなことがありません。そこで、ゴルフをする際の猫背の直し方をご紹介します。
ポイントは、正しいアドレスの姿勢を身につけることと、正しいスイングをするため骨盤を立てる姿勢作りをすることです。では、それぞれについて詳しくみていきましょう。
猫背の人のアドレスの取り方のポイント
ゴルフのアドレスは猫背?
猫背の方はまず、自分のアドレスの姿勢を見直してみましょう。アドレスの時に何気なく構えてしまうと、いつものように猫背になってしまう可能性が高くなります。そこで、次のようなアドレスを意識しましょう。
②手をまっすぐおろして上半身を30度前傾させる
③両ひざを軽く曲げる
重要なのは②の時です。上半身を前傾させるときに、腰を曲げるイメージだとあっという間に猫背になってしまいます。「前傾させるのは股関節から」という意識で、骨盤を立てて上半身全体を伸ばしたまままっすぐ前傾させましょう。
重要なポイントは、腰から頭までがまっすぐに伸びているイメージを持つことです。もし同行者がいるようであれば、後ろからスマホで撮影してもらい、確認するとよいでしょう。
猫背の方のスイングの矯正方法
猫背の方のゴルフスイング注意ポイント
猫背の方がゴルフのスイングを矯正するには、クラブを持っていない状態で、胸椎(背骨)がスムーズに回るようにするとよいでしょう。やり方は以下の通りです。
②両方の手のひらを上に向ける
③そのままバックスイング~フォロースイングの姿勢をとる
両方の手のひらを上に向けてスイングすることで肩甲骨の位置が下がり、背骨を中心に上半身をスムーズに回転できるようになります。
この状態を保ったままクラブを持つことで、猫背を矯正しつつ正しいスイングを身につけることが期待できます。
猫背が直ればゴルフが変わる
アドレスやスイングで猫背が直れば股関節使える
ゴルフのスイングは背骨を中心として、上半身を回転させることがポイントです。猫背になっていると上半身をうまく回転させられず、飛距離もダウンしますし、ボールの軌道も安定しません。
今回紹介したアドレスの取り方やスイングの仕方を実践することで、自然と股関節が使えるようになり、スイングの再現性を保てるようになります。猫背が直ればゴルフが変わるので楽しみながら実践してくださいね。
【関連記事】「反り腰改善一覧表」腰痛ポッコリお腹も治るストレッチ・改善方法一挙公開
まとめ
デスクワークが主流となった昨今、猫背に悩まされている方は少なくありません。ただ、猫背を根本的に改善するのには時間がかかるものです。
そこで、今回紹介したアドレスの姿勢やスイングの仕方を意識して、ゴルフ中の猫背を矯正してみましょう。アドレスやスイング時の猫背が改善されると、これまで窮屈だった姿勢が驚くほど楽に感じるはずです。